コンテナブルーイング・マニフェストのレビュー
今回は北米のクラフトビールを1本ご紹介しましょう。カナダのブルワリー、Container Brewingのヘイジーペールエール、Manifestです。
買った場所
けやきひろば秋のビール祭り2024に行ったときに、お土産コーナーで入手したものです。
¥1000のところが¥500と、50%オフに惹かれてしまいました。
コールドボックスというDHラガーと一緒に買いました。➡️レビューはこちら。
けやきひろば秋のビール祭りのレポはこちら。
計2日来場し、飲んだビールはこれらです。いやあ、よく呑んだ。せっかくなんで覗いてみてくたさいまし。
ビールの説明
Container Brewing Ltd.は、カナダ・バンクーバーのブルワリー。2019年11月にオープンしてます。
ビール以外にもクラフトソーダなども作っているようですね。
寒々としたジャケだったコールドボックスに比べると、暖色系で夕陽(朝日?)の湖をイメージしたかのようなデザインで可愛いです。
ビアスタイルについて
このビールのスタイルはHAZY PALE ALEということで、その名の通り、濁ったペールエールです。
似たビアスタイルで近年ブームとなっているのが、ヘイジーIPA。ニューイングランドスタイルともいい、アメリカニューイングランド州が発祥といわれる、フルーティーアロマとフレーバーがふんだんのビアスタイルですね。
IPA(インディアペールエール)は元々ペールエールに大量のホップが投入されたものですので、アメリカンIPA自体がそもそもペールエールに比べてフルーティーでパンチの効いたテイストが多いですね。
プシュッと開栓してみます。
パイナップルのようなオレンジジュースのような色味で、かすかに透明さも保った濁り具合。
フルーティーアロマはそんなに強烈に感じなかったです。
どんな味?
ヘイジーというと、ゴージャスでジューシー&リッチなトロピカルテイストを想像しますが、思ったよりサッパリでキレがある印象。
ヘイジー「ペールエール」ですからね。IPAベースのものに比べると、やはり線が細く、ボディも軽めになりますよね。
キンっキンに冷やしていたからか、スウィートネスも割りとおさえめに感じました。このへんは温度でずいぶん変わるでしょうね。ラストの方にくるとけっこう甘いんだな、と感じてくるでしょう。
ビターはシャープに響いてきて、IPAほどの量感は無く、至って標準です。IBUは未公開ですが、体感30前後くらいですかね。
フィニッシュには、なかなか豊かな酸味があります。そのせいか、まろやかな余韻が残りますね。
まとめ
アルコール4.8%のライトボディ、ビターもほどほどで呑みやすく、ドリンカボーなニューイングランドスタイルといってよいでしょう。
ヘイジー入門編、といったところでしょうか。但し、うちゅうブルーイングに代表されるような、どす濁った猛烈に沼ったやつがお好みだと肩透かしかと思います。
軽くサクッとジューシーに楽しみたい方への提案
似た味わいのビールたちです。いずれもトロピカ~ルながらも比較的ドリンカブルな品々です。マニフェストが気に入ったらぜひお試しを。