UCHU BREWING十八番のフルボディで超トロピカルなIPAを呑みました。
その名も「フォーガトゥンケイヴ」。さいたま市南区、国道17号沿いに立地する地酒・ワイン・クラフトビールを豊富に取り揃える酒屋さん、稲荷屋エスポアで購入した1本です。
因みにオンラインショップもオープンしているようですが、SOLD OUTがほとんどのような汗
うちゅうブルーイングとは。
うちゅうブルーイングは、山梨県北杜市に醸造を構えるブルワリー。社名は宇宙カンパニー合同会社といいます。設立は2017年。
タップルームあり!
2022年9月には、道の駅おぶちざわの隣にタップルームがオープンしてます。春に行くとこんなにステキです。ゴールデンウィークにぜひどうぞ!
このビールについて。
うちゅうビールは、背面にポエムが掲載されているのが特徴です。
このビールは古の洞窟がテーマのようですね。
ビアスタイルはTDH Imperial Hazy IPA。
もはやうちゅうブルーイングのためにあるような言葉っすね。
TDHはトリプルダブルホップの意。「ダブルホップ」は、通常、煮沸段階でホップを投入するところを、発酵最終段階において「追いホップ」し、フレッシュなアロマを付けるテクニックがドライホッピング製法。こいつを3発やってしまう、というわけですね。
「インペリアル」は、「ダブル」と置き換えることもあり、通常の量以上のホップをモリモリぶちこんで、フルーティーアロマ、ビター、ボディを強力にしているわけです。
ヘイジーIPAとは
ヘイジーは「濁った」の意ですが、「ニューイングランドスタイル」と同意です。
Hazy India Pale Aleはアメリカ・ニューイングランド州発祥で、ホップの大量投入によってグラスの向こう側が見えないくらいドス濁った状態の、フルーティー感全開のビアスタイルです。
クラフトビール界では、近年大ブームとなってますね。
ビールの感想
ではいよいよ洞窟探検に出発しましょう。
まずルックス。ビアスタイルの通り、いやそれ以上のトロピカーナのように濁りきったグレープフルーツ沼地獄。パッケージは湖に見えますが完全に沼です。
そして、鼻が爆発するかのようなフルーティー(と言うだけでは表現しきれないほどの)アロマで、これぞうちゅうビールという感じ。
ファンであればトップレスでブクブク潜っていくことでしょう。
味は?
三連休最後の祝日の夕方、サザエさん気分でつーんとしてたところで、幸せで落ち着いた気持ちを復活させてくれるベホマズン。
大量のアメリカ産のアイダホ7ホップ、シトラホップ、ニュージーランド産のラカウホップを盛りまくっているとのことで、オレンジ、マンゴー、パイナップルといった南国パルプンテが全ての他のビアスタイルをとろけさせるほどの大迫力で迫ります。
氏神さま並みのリッチ&ジューシーですわ。
アルコールが高く、太めのボディなので酔いが早い方は気をつけて。
ビターはほどほどで、フルーティーテイストで押し潰してくる感じです。
まとめ
久々に呑むと本当にヤラレますね。
もはや、うちゅうスタイルといってよい、フルーティー、リッチ、&スウィーティーの三拍子が主張しまくる重低音を奏でてくれます。
苦いビールがニガテで甘いリキュールばかりのあの人にも呑ませてあげてください。
しかし、うちゅうのレビューだと何故か文体がヘンになる汗。
似た味のビール
うちゅうブルーイングのビールを挙げてもつまらないので、他のブルワリーで匹敵するジューシースタイルを晒しておきます。
うちゅうビールは入手が大変ですからね。負けず劣らずの方たちなので、気になったらぜひどうぞ。