チルアウトに最高の一杯を。ドイツの伝統製法で作られたらしい1本
ドッドッドッ、ドンキ~♪の普遍過ぎるテーマソングやでお馴染み、日本最大級のディスカウントストアチェーン、ドンキホーテのオリジナルクラフトビール、「今日はドのビール?へーフェヴァイツェン」をご紹介します。
今日はドのビール?とは
ドンキではオリジナル商品ブランド「情熱価格」シリーズを展開していますが、満を持してリリースされたのが、このオリジナルクラフトビール「今日はドのビール?」なのです。
全部で4種類
へーフェヴァイツェン、スタウト、ペールエール、IPAの全4種類が発売されてます。
その日の気分や好みに合わせてチョイスできるようにという想いがタイトルに込められているそうです。
リーズナブルな価格設定
4種類で微妙に価格は異なるものの、本格的なクラフトビールとしては驚異の¥300以下。
さすが国内屈指のディスカウントチェーンか放つ商品だけあります。因みに、IPAとペールエールが¥262、残る2つが¥240です。
他のシリーズのレビュー
これまでにご紹介したレビューは以下よりどうぞ。
"らしい"パッケージデザイン
このシリーズは、ドンキらしい楽しいパッケージデザインになってます。
IPAがロティサリーチキンを豪快に食らうライオン、スタウトがカレー片手のサラリーマン風の馬、ペールエールは、キャップをひっくり返して被り、ハンバーガーをパクつく犬、、
そして、へーフェヴァイツェンが魚料理を食べるふくよかなマダム風の猫です。
そいえばヤッホーの白ビールも水曜日のネコですから。キャット連想のスタイルなのでしょうか。
どこで作っているのか?
缶に書いてあるように、最新設備のブルワリー(微妙な表現、、)と交渉し、大型タンク一棟分を買い上げているということで、いわば委託醸造です。
原産国はベトナムとなっているのですが、わからないんですよ。企業秘密になっているようです。
ビアスタイル
スタイルは、へーフェヴァイツェンといいます。ドイツ発祥ですね。小麦を50%以上使用していること、酵母をろ過していないことが名乗る条件です。
本場ドイツではレモンを絞って味変したりするようです。
原材料にオレンジピール、コリアンダーとか入っていますが、ジャーマンスタイルではあまり見ないです。完全にベルギービールの神器。
ドイツの伝統製法で作られたとのことですが、「ビールは麦、ホップ、水のみ」というドイツのビール純粋令から実は外れています。
よって、ベルジャンホワイトと名乗った方がしっくりくる気が。。まあいいか。
呑んでみます。
さて開放します。すみません、注ぎ方がヘタでした汗
小麦のビールらしい、うっすらバナナのアロマが特徴的です。
白ビールというと淡い小麦色のカラーリングが一般的ですが、ちょっと濃いめの色合いっす。
味の感想
ピリッとスパイシーでまろやか、マイルドで適度にスウィーティ、スパイス・ハーブによる華やかでフクザツなテイストが奥深さを演出しています。
爽やかで呑みやすく、ビターは抑えめっす。ビールの苦味がニガテでもオッケーでしょう。
ドリンカボーでガブガブ、とはちょっと違いますが、シルキーでスッと入ってくる、丸みの帯びた味わいって感じです。
カラメルテイストのほろ苦いベールエールとは真逆のテイストといえますね。
ヴァイツェンのウィートテイストは前述のバナナやパンに例えられ、好みが別れるところですが、ベルギービールさながらの副原料の威力により上手くまとまっていますね。
まとめ
パッケージに書かれた通り、チルアウトにはうってつけの一杯ですね。
フィッシュ料理に合うかは、う~ん、ちょっとどうでしょう。カルパッチョとかの方がよいかも?
シリーズ4本全て呑みましたが、いずれもなかなかのクオリティで、この価格帯のクラフトビールとしては最強クラスのコスパを誇っています。
気分と好みで選んで楽しんで♪
似た感じのビール
一応ヴァイツェンということになってるので、ヴァイツェンの中でも近そうなやつらです。
爽やか柔らかに嗜みたい方にぜひぜひ。