HOFBRÄU MÜNCHEN Original Lager
珍しくジャーマニーの本格的なラガービールを買ってみました。
ホフブロイのオリジナルラガーです。ワインボトルのようなラベルが、ヨーロピアンのビール、といった重厚感十分で、雰囲気出てますね。
他のホフブロイ
やはり成城石井で、季節モノのマイボックを呑んだことがあります。➡️レビューはこちら。
ヒストリー
歴史から学んでいきます。
ホフブロイの設立は1589年まで遡ります。バイエルン公ヴィルヘルム5世が、自家製のブラウンビールを供給するためにホフブロイハウスを創設させたのがはじまりはじまり。
400年以上昔ですからね、、壮大な大河ドラマになりそうな予感。
国営化
1852年には、王国のものであったホフブロイハウスが国営化され、バイエルン州のものになります。
1879年には王冠付きHBが商標登録。ボトルに描かれているやつっすね。
その後、ヒトラーがハウスの宴会場で演説したり、第二次大戦の爆撃で消失したりしています。
国営醸造所として今ももちろん稼働中。考えてみりゃ、国がブルワリーを運営してるわけですから、さすがは本場ですね。
しかし、ドイツビアのレビューは歴史が深すぎてメンドイからイヤ。
詳しくはオフィシャルの解説をどうぞ。
ビヤレビュー
さてさて、このビールのスタイルはオフィシャルでは「ペールラガー」となってます。ボヘミアンピルスナーともいいます。
淡いラガー、ピルスナーと同義と思ってよさそうです。
色とアロマ
超クリアで向こう側もスケスケのブロンドカラー。泡も上手に被さってます。
モルトの香りが本格さを演出します。
伝統の味
ザ・ラガーともいうべきクラシカルな味わいですね。
目隠しして本物のビールはどれでしょう?とかやったら回答率がめちゃくちゃ高そうなテイスト。
プレモルとかが新人類(死滅語)に感じますわ。古き良き時代から飲まれていた味わいなんだろうと、しみじみ。
ビター、喉ごし、コク、どれもがこれを基準にしとけばよさそうな優等生的な呑み心地です。
ドリンカボーでありながら、きっちりモルティなコクを醸し出しているところがさすが本場のピルスナーっす。
最後に
正直クラシカル過ぎて、私の舌では突出したところを見つけるのは困難でした。すまん。
そんで価格がね。。よほどのジャーマンラガー好きでなければ、二百円弱でジャパニーズピルスナーを購入することをオススメします。
我々庶民はもちっと円高を待ちましょう汗