UCHU BREWING・FIRE BIRD DDH WESTCOAST IPA 盛大に闇夜を照らせ
¥830税込と巷で買える宇宙ビールとしては安価だったので買ってみました。その名も「ファイアーバード」。
買った場所
東京都台東区、すえひろレンガ通りにあるふくはら酒店で購入した一本です。
日本酒が中心ながら、ウイスキーや焼酎、もちろんクラフトビールも豊富にとり揃ったスタイリッシュの酒屋さんです。
うちゅうブルーイングとは。
うちゅうブルーイングは、山梨県北杜市に醸造を構えるブルワリー。社名は宇宙カンパニー合同会社といいます。設立は2017年。
タップルームあり!
2022年9月には、道の駅おぶちざわの隣にタップルームがオープンしてます。春に行くとこんなにステキです。ゴールデンウィークにぜひどうぞ!
このビールについて
うちゅうビールは、背面にポエムが掲載されているのが特徴です。
このビールは宇宙空間のラブ&ピースがコンセプトっぽい。
ビアスタイルはDDH Westcoast IPA。
DDHはダブルドライホップの意。「ダブルホップ」は、通常、煮沸段階でホップを投入するところを、発酵最終段階において「追いホップ」し、フレッシュなアロマを付けるテクニックがドライホッピング製法。こいつを2発やってしまう、というわけですね。
ダブルを「インペリアル」と呼ぶこともあり、このへんの線引きは詳しくわからんす。まあ、要は通常の量以上のホップをモリモリぶちこんで、フルーティーアロマ、ビター、ボディを強力にしているスタイルと思えばよかです。(適当、、)
ウエストコーストIPAとは
アメリカ西海岸発祥のインディアペールエール。考えてみりゃ「インディア」なのに妙な感じもしますが、サンディエゴとかが本場中の本場ですね。いつか行ってみたいですねえ。
北米産のホップを使用して、フルーティーに薫る強烈なアロマと、柑橘系をかじったかのようなパンチの効いたビターが特徴です。
2000年頃から世に出始めて、今やIPAっつったらコレ、ってほど。世界的ブーム、とはもはや云えんほどすっかり定着してしまったスタイルですね。
ビールの感想
ではいよいよ火の鳥を探しに行きますか。
まずルックス。透き通ったパインジュースのような出で立ちが、只者ではない感が宿っています。ファイアーっていうから、宇宙のことだからもっと赤系統なのかと一瞬疑りましたが、さすがにそこまでやらなかったか。
しかし、薫りがもう、、。
久々の宇宙旅行で忘れていたこの感覚。色んなうっぶんを飛び消してくれるトロピカルなアロマが尋常じゃない。ホップ、一体どんだけ入っているんだ、っていう
味は?
このトロピカルアロマにふさわしい、ジューシーでスウィーティー、がしかし、そこはウエストコーストらしいキレのある呑み心地が炸裂です。
しっかりとリッチでありながら、抜群の喉ごしが絶妙。日本刀並みの切れ味の酸味の後味の少なさで、非常にサッパリ感あふれますね。
色通りのパイナポー&ピース。ウエストコーストにしてはビターはそんなにパンチがあるわけでなく、キリッと効いているレベルです。
似た味のビール
ホップもりもり、バリバリフルーティー、そんでビターはそこまでハイでないビールをご紹介しておきます。
まとめ
久々に呑むとクオリティの高さにひれ伏します。いや、さすが。
ウエストコーストにしてはビターおさえめだの思いますので、呑みやすいですよ。
南国の世界に恋い焦がれたときに呑んでみましょう。寒さ和らぐ初春にいいかも。
しかし、毎度、うちゅうのレビューだと何故か文体がヘンになりますね。。汗。