SAPPORO YEBISU CREATIVE BREWシリーズ第7弾
2025/3/11より発売となった、ヱビスプレミアム、クリエイティヴブリューシリーズの春バージョンをご紹介しましょう。
その名は「薫満つ」(かおりみつ)。
クリエイティブブリューとは?
他でも書いてるので、既読の方は飛ばしてください汗
「つくろう、驚きを、何度でも。」を合言葉に掲げ、ヱビスで100年培ってきた技術と知見を活かしながらこれまでのビールの概念にとらわれない新たなビールのおいしさや楽しさに挑戦していくサッポロヱビスの新ブランドです。(出典:PR TIME)
これまでのレビュー
全部ではないですが、一応新しいものが出るたびにご紹介しとります。スタイルも千差万別ですね。ここ2本はわりと渋めでした。
- ヱビスオランジェ 2023/10発売
- ヱビスシトラスブラン 2024/2発売
- ヱビスジューシーエール 2024/4発売
- ヱビス燻(いぶし) 2024/9発売
- ヱビス焦香(こがれこう) 2024/11発売
このビールについて
さて、このシリーズは果汁がまるごと入っていたり、ヱビスの伝統をぶち壊すコンセプトだったりしますが、この方は麦芽とホップのみの原点回帰路線となってます。
直営店で樽生が
ライオンの情報によると、全国のYEBISU BAR・YEBISU BAR STANDでは 樽生で数量限定販売。至福のマリアージュメニュー「鯛のポワレ - 柚子薫るソースと生黒胡椒で -」と共に頂くというカラクリです。なんてことを。(2025/3/19時点)
ドイツ産ホップ「ハラタウトラディション」を使用
南ドイツのハラタウ地方で生産されるハラタウホップの一つを使用。ハラタウっつったらプレモルにも使われている上質なホップの一つ。
スタイル不明
上面なのか下面なのかもよくわかりません。2024/10にYEBISU BREWERY TOKYOで限定発売されて好評を博したアルチサンズアンバーの製造を真似てるということはわかってます。
アンバーベースならエールだろう、とゆうことで、味わいからペールエールの枠に入れておくことにします。
色とアロマ
予備知識無しで注いだので意外でしたが、もっと柑橘系のアロマドバァかと思いきや、もっと上品に薫ってきました。レモングラスのようなスッと抜ける爽やかなやつです。
ドイツ産ホップだけに、アメリカンのそれとはやはり全然異なるのですね。
色味は完璧に澄んだペールゴールドで、泡がハゲた状態がパブっぽくて雰囲気よかです。
ぐいぐいいけるがちゃんと味わえる
思ったよりアッサリというか、甘味のない、ストイックな第一印象。
濃厚よりもキレって感じで、後味スッキリ。パッケージには重厚的で奥深いなんちゃらって書いてますが、「満つ」は満でも落合博満のスカッとしたバッティングって感じ(古い、、)。
キンキンに冷やしすぎたかな?温度が温まってくるとまた柔らかな印象になるのかも。少なくとも複雑な味わいとは異なりました。
でも薄っぺらさはないですよ。むしろセッションペールエールって感じで、私はなかなか好きかも。
適度にビターがあるのもヱビスっぽくていいです。
前述のアArtisans Amberが元ネタとのことですが、たしかにほろっとカラメルテイストが入ってて、そこがキモではないでしょうか。
最後に
アルコール5%というのもサクッとひっかけるのによい感じ。飽きがこないですよ、これ。気づいたら飲み干しておりました。クリエイティブブリューシリーズの中では個人的にはけっこう好きなタイプです。実に雑味の無い、クリアネス溢れる1本でございましたよ。
果汁とかが入っていない裸一貫の潔さも評価ポイントですね。