2024/2/20より、ヱビスシトラスブランがリリースされました。早速買って呑んでみたのでご紹介します。
淡いグリーンのトーンがオーガニック感を醸し出したデザイン。すっかり軟弱な恵比寿様になったものだ。。
新しい挑戦をし続けることをコンセプトに掲げるCREATIVE BREWシリーズの第3弾となります。
つまるところ、これまで麦芽とホップのみに拘ってきたヱビスですが、副原料の使用もオケ、ということにしてるシリーズです。
第1弾は、3月に発売された、ヱビスニューオリジン、第2弾は、2024/10月に発売されたヱビスオランジェです。レビューはこちら。
ホワイトビールをベースに、シトラホップとレモングラスを使用して作られています。なのて、ホワイトエールの仲間に分類しておくことにします。
では開栓いたします。清涼感溢れるフレッシュな香り。フルーティーなんだけど、柑橘系とも、違う上品なアロマです。レモングラスが入っている威力でしょう。
フルーティーフレーバーは感じるものの、普段アメリカンスタイルIPAを嗜んでいる方には弱々しく感じるでしょう。それくらい、繊細な味わい。
後味に柔らかな酸味があります。これがフレッシュで優しいテイストを作ってくれてます。
小麦麦芽が入っているそうで、1アクセントついてます。柔らかで優しい口当たりになっていますね。
アルコール5%と控えめで、ビターも抑えてあるので、本家ヱビスよりも随分と呑みやすくなってます。呑み応えのあるモルティでなかなかビターなヱビスビールの面影はほぼ無いです。
本家はもっと"和"のビールって感じですが、こちらは洋のイメージ。抹茶というよりハーブティ。琴というよりバイオリン。茶店というよりカフェ。みたいな。、、よくわかりませんか。
けど、まだ振りきれてないかなあ。ここまできたら、ニューイングランド並のやりきったスタイルを出してもいいんじゃないですかね。
既存のスタイルだと、ゴールデンエールに近いと思います。あとプレモルの香るエールや最近出た春風エールに近いですかね。
爽やか路線のヱビスさまをお試しください。