アンテナアメリカ横浜で買った、米国はミネソタ州のブルワリー、サーリーブルーイングのFURIOUS IPAをご紹介します。
実にシンプルなパッケージっすね。タイトルもデザインもワイルドスピードを彷彿とさせます。
アンテナアメリカ横浜はこちらで詳しめにレポしてますので、よろしければぜひ。
今回はトライミー価格でお安く購入することができました。
SURLY BREWING.Coの設立は2006年。2014年にはミネアポリスにスケールアップした醸造所を整備しているようです。2024現在は12の州に拠点があるのだとか。
「SURLY」って聞き慣れない単語ですが、無愛想な、むっつりした、という意味があるらしいです。由来は知りませんが。。
「FURIOUS」は直訳すると「激怒」。やばそうなアイピーエーに思えてきますね。。
オフィシャルサイト調べたところ、WARRIOR, AHTANUM, CASCADE, SIMCOE, AMARILLOと、アメリカンホップが贅沢に使われています。IBUは「HIGH」となっており、具体な数値はわからずでした。
さて、注いでみます。アメリカンIPAなんで、ペールゴールドだろうと鷹をくくってましたが、琥珀に近い色合いで少々驚きました。やや赤みがあり、パッケージに近いイメージです。
まずは、こりゃ激怒するわっていう力強いビター、いや激怒は言い過ぎですが、どっしりと重たいビターが特徴的です。
アマリロ、アーテナムの柑橘系、シムコーやカスケードの松系のアロマホップの相乗効果で、非常に複雑で優雅なリッチ感が生まれています。
シトラホップバリバリのフルーティーでトロピカルに薫るウエストコーストスタイルとは一線を画したストロングスタイルで、呑み応えバッチリ。
また、数種類使われているモルトのうち、ローステッドバーレイという未発芽の大麦を超高温で焙煎したものが使われています。
スタウトで使われることがポピュラーなのですが、そのせいもあってか、カラメル感がアクセントになっていて深みを増してます。
これはウマイ。ブラウンエールにIPAのパンチが加わった名品ですね。ぜひぜひお楽しみを。
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