タイトル通り、本日は、バレンタインデーに贈るのにピッタリのビールを5本ご紹介します。当日(2024/2/14)になってしまいましたが。。
最近は各メーカーともに、冬の時期になると、カカオを使ったフレーバービールが登場しますね。黒ビール好きには喜ばしいことです。
このように特設コーナーが設けられていたりします。
日持ちするし、自分のご褒美にもいいですよ。では早速。
まずは神奈川県厚木市の元祖地ビール屋、サンクトガーレンから。アロマホップの代わりにパプアニューギニアのバニラビーンズを使っているというユニークな一品です。
レギュラーラインナップですが、2024バレンタインバージョンが登場しています。写真はフツーのやつ。
スウィートバニラ、ということですが、第一印象は、そこまで甘くない感じ。温度が上がってくると、徐々にスウィーティーに変化していく感じです。ただしつこい甘ったるさはないですね。
ABV6.5%とやや高めですが、ボディはそこまで重たくはないです。
サンクトガーレンのビールはどれもしっかりビターな印象ですが、こちらは抑えめですね。
甘めで濃厚なスタウトが好きな方には期待どおりかと思います。
➡️サンクトガーレン🖤Valentine2023 スウィートバニラスタウト
岩手県一関市のブルワリー、いわて蔵ビールのショコラスタウトです。冬のみの限定品ですが、今年も600本限定でリリースされてます。
カカオニブが入っているだけあって、カカオ風味のテイストが堪りません。まさにショコラそのもののフレーバーですが、想像していたような甘ったるさはありません。
リッチでありながら、とても後味がスッキリ、長く呑んでいられるという点で非常に優秀なスタウトかと思います。
➡️いわて蔵ビール 季節限定 スムース&リッチなショコラスタウト
スタウトばかりではつまらんので、別のスタイルを。常陸野ネストビールの限定品、カカオランジェです。カカオニブと福来みかんを使ったフレーバーエールです。
上品なフルーツフレーバーチョコといった感じで、甘酸っぱいながらもカラメルモルト的なロースト感を感じます。
ぎっしり凝縮された甘酸っぱさが、カカオニブのほろ苦さと絶妙に絡み合ったハーモニー。
すっきりとしていながらも、スウィートとサワー、カカオニブの上質な余韻が残ります。濃厚、とはちと違うのですが、複雑で優雅なリッチ感をもった一杯です。
チョコっぽいのをチョイスしたいけど黒ビールはニガテ、って人に向けてオススメです!
➡️木内酒造、常陸野ネストビール・カカオランジェ☆バレンタイン限定カカオ入りエールが登場!
続いては、コエドブルワリーの毎年恒例となっているバレンタイン限定ビールです。
アメリカ・サンフランシスコのBean to Barチョコレートブランド「ダンデライオン・チョコレート」とのコラボレーション。2024年も1/18よりリリースされております。
ご紹介するのは2023年バージョン。デュンケルスタイルなのが特徴ですね。
チョコレートが入っているのですが、スウィーティーさはあんまりないです。そして、カカオの風味がとても良い一杯。
酸味とロースト感、クランベリーのようなチェリーのような上品な芳香で、艶やかなテイストになってます。クセのないラオホビールのような感じですね。
どことなくクラシカルな印象もあります。50年代のオールディ、ロバートジョンソンとか聴きながら呑みたい感じ。
2024版はマイナーチェンジされてるっぽいので、試してみてくださいまし!
➡️コエドブルワリー限定生産ダンデライオンとのコラボレーション チョコレートデュンケル
最後は、限定モノ、というわけではないですが、パッケージがなかなか可愛い、ハワイ・マウイ島のブルワリーより。ココナッツの入ったスウィーツ代わりにピッタリの一品です。
ココナッツフレーバーがロースト麦芽にうまく乗っかってきて、フツーなポーターにはない、柔らかでマイルドなテイストを表現してます。
心地よく残るサワー感が絶妙。とくに温度が上がってくると結構な量感に感じます。
酸味強いやつは好みではないのですが、こいつは例外。そこにココナッツの独特なスウィーティーな風味が加わって、個性的なリッチ感を演出しています。
ヤシの実とウクレレを想像させる、南国ライクなポーターという感じです。
アンテナアメリカで買えます!
➡️マウイブルーイングのココナッツの入った黒ビール!ハワイの南国気分満載のポーターをどうぞ
ということで、バレンタイン時期限定を中心に5本ご紹介しました。どれもオススメですよ。
他にもチョコレート麦芽入りビールをたくさんレビューしてますので、よろしけれぱぜひ。