冬の訪れを告げる漆黒ビア
ウィンターシーズンになると登場する、プレモルのクロをご紹介します。
今年はちょいと事情アリ、です。
リリース関連情報
9月に発表されたプレスリリースでは、2025冬のシーズナルとして、「魅惑の黒エール」というのを12/19に発売していたようです。
急遽のリリース、っぽい
それが、10/8に発売中止を発表。
アサヒのサイバー攻撃に起因するシステム障害により、想定を上回る受注が続いているそうで、通年商品の安定受注のため、中止にしたとのことです。
前触れもなく、しれっと商品棚に並んだ印象。よって、他のシーズナルに比べて情報が圧倒的に少なく、昨年と何が違うのか、そもそもいつから売られたのか、期間限定なのか、など諸々不明です。
パッケージだけ変わっていて中身は一緒、ってパターンも全然ありうるかと。
ビール情報
紋章のようなものがあしらわれていて、ブラウンとのるのが特徴のデザインとなってます。マスターズドリームのリミテッドエディションと見間違えそうな配色です。ヒストリカル
2024は、クリスマスイブにリリースされた「夜香る黒エール」。これに比べると武骨なデザインに戻りましたね。まあ、緊急登板だからでしょうけど。➡️振り返り。
2023年のパッケージの方が近いですね。漆黒のパッケージで、プレモル黒といえばこんな感じっすよね。➡️レビューへ。
久々に呑むとやはりウマイ
ブラッキーな薫りがとても心地よく、焙煎麦芽のストイックな味わいが実に心地よい第1印象っす。
けっこう冷やして呑んでいるからか、嫌な苦味やクセを感じない、結構飲みやすい仕上がりに思えてきます。
麦の甘みを、しっかり感じるものの、すうっと消えゆき、潔い後味です。
ちゃんとしたブラック
シュバルツとスタウトの中間みたいなリッチネスですかね。"エール"だからシュバルツではないか。
ライト過ぎず重すぎずのバランスが良好っす。
一握りの酸味がマイルドでふくよかなテイストを演出。温度が上がってくると、このふくよかさが増して、チビリチビリ系に変化します。
安定安心
中止となった“ゆったりとした自分時間に浸れるビール”がコンセプトだったという、黒麦魅惑の黒エールも気になるところではありましたが、こちらもゆっくり寛ぎ時間に浸れる設計はキープしているのではないでしょうか。
例年同様、冬の冷蔵庫に常備しときたい1本です。











