サッポロヱビスビールの新商品が10/11に期間限定で登場しました。遅ればせながらレビューさせて頂きます。
その名もヱビスオランジェ。
白を基調としたやんわりとした落ち着いたデザインですね。
新しい挑戦をし続けることをコンセプトに掲げるCREATIVE BREWシリーズの第2弾となります。
因みに、第1弾は、3月に発売された、ヱビスニューオリジンです。
オランジェとは、ドイツ語で果物のオレンジのことをいいます。
麦芽100%を貫いてきたヱビスで初めて副原料オレンジピールを使ったビールということで、メーカーの覚悟が伺えます。
では、注いでみます。パッケージの感じから、勝手にホワイトエールのような色合いを想像してましたが、だいぶ濃いい色合いでした。
琥珀色一歩手前って感じです。とても澄んでいますね。
ヱビスらしい、華やかでコクのあるテイストだと思います。
ファーストインパクトは、果実感というより大麦と小麦の合わさったモルティな味わいで、オレンジ薫るってところはあんまり感じなかったです。
フィニッシュのところで、オレンジピールの爽やかで、ちょっとピリッとする感じがあります。
ウィートの味わいは仄かに感じる程度ですね。ニガテな方もそんなに気にする必要はないと思います。
ホワイトエールに近い味わいで、それなりに複雑なリッチ感があります。一筋縄ではいかんですね。
酸味はあまり感じなくて、リッチで濃厚ながら、スッキリとしたテイストに仕上がってます。サワー感は得意ではないので、この辺は個人的にはありがたい。
オレンジピールフューチャーということで、もっとシトラスアロマの薫るフルーティー一閃のフレッシュなテイストを想像しましたが、ヱビスらしいリッチなテイストを保った呑み応えのある一杯でした。
東京クラフトのペールエールをもちっと複雑にした感じですかね。
料理の邪魔はしないので、食中酒にはアリですよ。私は、秋らしく秋刀魚の塩焼きのお供にしましたが、繊細な側面もあるので、オレンジピール風味がサンマに負けちゃいましたが。
食欲の秋、晩酌をちょっとリッチにどうぞ。