京都醸造のベルジャンIPA、「一意専心」をご紹介します。「いちいせんしん」と読みます。
四文字熟語きた。他に心を動かされず1つのことに集中すること、という意味があるそうです。スラムダンクの山王工業が湘北戦で横断幕を掲げていたらしいですね。
成城石井で購入しました。これは水戸店ですが、京都醸造を置いてあることが数種類置いてあることが多く、ファンの方は狙い目です。
KYOTO BREWINGは、京都府京都市に工場を構えるブルワリー。2015年より創業開始してます。創業者の3人が青森で出会ったところがきっかけなんだそうです。
「ベルギー&アメリカ」のスタイルに特化したビールを醸造しているとのことで、クラシカルなベルギースタイルにアメリカンスタイルの息吹きを吹き込む、といったコンセプトをお持ちのようです。
さいたま新都心のけやきビール祭り2023でも出店されていましたね。
仕様です。アレルギー表示に書いてある通り、ベルジャンIPAということで小麦が入っています。
では、注ぎます。特急の中で、リユースしてアイスコーヒーのカップで失礼。洗浄が甘かったせいか、気泡が発生してしまいました、、。
なかなかフルーティーな香りです。量はそれほどですが、しっかりと感じますね。
ABVが6.5%と若干高いこともあり、しっかりと呑み応えのあるIPAです。芯が太いというか。モルトの味わいをちゃんと感じられる一杯ですね。
ファーストインパクトだけでは終わらない、フィニッシュまで持続するフルーティーテイストが特徴的で、なかなかよいです。
ぶわっと感じるわけではないけど、息が長い。ベルギー酵母だとこうなるんですかね。酸味が強いわけでもなく、非常に爽やか~なテイストを保ってくれます。酵母が自慢ということで、フレッシュ感も高いですね。
ビターは少々強め。但し、普段IPAを呑み慣れていれば標準レベルだと思います。
小麦感は言われないとわからないですね。ホワイトエールのように、少しスパイシーな感じもあるのかと思いきや、そーでもない。
フルーティーなテイストのおかげで、呑み辛さは感じないです。
ウエストコーストIPAに比べると複雑な味わいで、一線を画す、リッチな一杯に仕上がっていると思います。ベルジャン&アメリカーノか、たしかにブルワーズコンセプトの通りかも。
誇り高きベルギースタイルとビター&フルーティーなアメリカンスタイル、両方を味わいたい欲張りさんに、ぜひ。