日暮里のブルーパブ、オケイブルワリーにて、スコッチエールをお持ち帰りしたのでご紹介します。
オケイブルワリーは、東京都荒川区初のクラフトビール醸造所兼ブルーパブとして誕生しました。フレンチをベースにした料理を提供していて、食事もかなりいけますよ。
お店の外観です。
昼はこんな感じです。
店内の様子。こぢんまりとしながらも活気のある店内です。
お店では、IPA、ケルシュスタイル、ミルクスタウトを呑んでます。レビューとお店の様子はこちらをどうぞ。飯がウマイんよ。。
➡️オケイブルワリー・東日暮里ケルシュ。インターナショナルビアカップ受賞作の実力は?
さて、お持ち帰りしたのは、↓のWee Heavyというスコッチエールです。
スコッチエールは、普通のエールに比べて、ややハイアル、濃厚、モルト感が強いスタイルです。エールとしては比較的低温で熟成されるので、糖分がほどよく残って丸みのある味わいが特徴です。
似たような名前でスコティッシュエールというのがありますが、別物なので注意。
お持ち帰りに使ったのは、こちらの愛器レボマックスです。ビール旅には欠かせません。商品レビューはこちらをどうぞ。
さて、呑んでみましょう。
見た目は見事な琥珀色。そしてカラメルモルトの芳ばしいアロマ。ふわっと鼻をくすぐります。
呑んだ瞬間から酸味が口に拡がります。割と後の方まで居残って、柔らかな後味を演出してます。
同時にモルトの甘味とカラメルモルトの風味が一体となって攻めてきます。
ビターはこれら三位一体に隠れて殆んど感じません。
むしろ、甘い。唇がべたっとしてきます。といっても前述のロースト感があるので、シツコイ甘ったるさのない、ほどよいスウィーティー&ロースト。高級感を感じます。
そして、麦のコク。ヨーロピアン系のIPAだと、たまにモルティでビターなやつがありますが、あれの苦くないやつ。
アルコールが高いのでとてもリッチなテイスト。まるでラム酒を呑んでるかのような気分。スコッチエールならではの重厚感ですね。
ひょっとすると、スコットランドの古き良き頃のエールって、こんな味だったんかな。そんな気分になる一杯です。
とてもグイッとやれるやつではないので、これはボックのようにチビリチビリと楽しみたいところ。ナッツやドライフルーツ、あるいはビターチョコレートと合わせてバー気分で味わいましょう。
八ヶ岳ブルワリータッチダウンを思い出すなあ。濃厚な琥珀系が好きな人にオススメです。このへんかな。
➡️八ヶ岳ビールTOUCHDOWN プレミアムなリッチ感満載のロックボック
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秋の夜長の晩酌にもってこい。いつまでも呑んでられる一杯ですね。酔いが回らん限りは!