ベルギーのあまりにも有名なビアブランド、シメイのブルーをご紹介します。
先日、レッドを呑んでます。レビューはこちら。
➡️ベルギービール、シメイレッド。世界で14だけのトラピストビール、それって何なんだ?
シメイビールは、1862年よりスクールモン修道院で製造されている、世界に14しかないトラピストビールの1つです。
トラピストビールとは、トラピスト会修道院のもとで作られるビールをいいます。特別なレシピが定められているわけではなく、次の条件を満たすものをいいます。KIRINの解説が一番わかりやすかったので、転載します。(以下、注ぐとこまでレッドのreviewと同じです)
修道院の中で醸造していること。修道士が醸造もしくは醸造の監督をしており、味などについて決定権を持っていること。そして、利益は修道院の運営管理に用い、余剰分は慈善事業に充てること。
似た感じで、修道院伝統の手法を用いて造った、アビイビールと呼ばれるものがありますが(レフブロンドとかが当てはまりますね)、あちらよりもさらに特別な修道院ビールということになりますね。
では注いでみます。
焙煎感の漂うアロマがほんとよい薫り。ダークブラウンの色合いです。美味そう、、。
カラメルモルトの芳ばしい風味がとても心地よいファーストインパクト。
フィニッシュにやんわりとした酸味を感じ、そのまんま、後まで残る感じです。とても粘り強い味わい。
ビターはあまり強くないです。カラメルモルトのリッチな味わいがほどよく感じられ、呑み応えもなかなかです。
雑味のない、クリアな味わいです。なので、酸味を感じながらもスッキリ感を保ってます。
これは温度によって随分印象が変わる気がする。
今回は割とキンキンに冷えた状態で呑んでますが、もっとぬるいと酸味が幅を利かせるでしょうね。
なので、好みによって冷し方を変えるのが賢い飲み方ではないかと思います。
さすがの安定感。うまいですよ。
もともと英国系のエールビールからクラフトビールにのめり込んだ身ですが、ベルギービールってなんとなく敬遠してたんですよね。とくにシメイってメジャー過ぎて、ミーハーっぽい香りがして、、。
損です。呑みましょう。
とくにこの辺の琥珀系が好きな人にはオススメです。気品溢れる一杯をぜひどうぞ。