ものすごく久しぶりに横浜中華街にやって来ました。
日曜日なのですげー人混み。今回はランチに、青島ビール片手に四川料理を堪能しちまおうという魂胆です。
やってきたのが、中華街大通りから、香港路という路地に入ったところにある、四川麻婆新館。中華街の中でも、なかなかの人気店のようですね。予約もオーケーです。
さて、早速お料理をだだっと紹介しましょう。全て2人前です。
こちらは三種冷菜盛り合わせ。チャーシュー、クラゲ、蒸し鶏が乗っかってます。ビールのオツマミにはこれ以上ない顔ぶれでしょう。水飴の効いた叉焼が、中華って感じで久しぶりの味。
定番、エビチリ。
辛みは殆んどなくて、甘い味付け。月並みながら、海老がプリプリで最高っす。キャベツが敷かれているのが地味に嬉しい。
こいつがメインディッシュの陳麻婆豆腐。
このお店の看板メニューです。山椒が効いていて、そしてしっかり辛い。この辛さがいいのよ。これぞ四川麻婆だぜ。
麻婆丼にしたくなる気持ちは分かるが、こいつぁビールを流し込みながらがっつくヤツですよ。
隣が五目チャーハン。
中華鍋ならではのパラッと感でレンゲが進む。こちらは可もなく不可もなくの王道中華炒飯という味わい。
さ、ここまで本格四川料理を並べられたら、晩酌はこれしかない。ここはもう雰囲気で選びましょう。TSUINGTAOです。
青島は、中国で最も古いビールとされています。先日の放尿事件で世間を騒がせたのは記憶に新しいところではありますが、、、。
輸入は、池光エンタープライズといい、ライオン(スリランカ)やビンタン(インドネシア)などの東南アジアビアだけでなく、ドイツ、イタリア、はたまたブラジルやエストニアといった世界各国のビールを輸入販売している業者さん。
注ぎました。色は淡い小麦色。こうゆうタイプはキンキンに冷えているのがよいですね。
ライトボディでどことなく漂うモルト感。お米が入ったことによってコクが+α。ザ・東南アジアビールといったテイストで、もはや説明不要の見た目通りの味わいですね。
クセのないスッキリとしたピルスナーです。逆に言えば薄い味。いくらでも飲めちゃう感じですよね。コロナビールにも近いです。
そりゃプレモルやヱビスの方がクオリティは上でしょう。美味いか不味いかでいったら、、、ですが、この四川麻婆にはドンピシャなのです。
激辛中華にはこんくらいスッキリボディが相性良いかと。しかし、おー辛い。
表通りを瓶ボトル片手に歩く白人を見かけましたが、そんなノリで呑まないとね。
中華街で飯を食いながらぐいっと、この一点のみ最強の一杯です。