前回のパンクIPAに続いて、ブリュードッグの一本をご紹介します。セッションIPA、デッドポニークラブです。
文字だけで魅せるデザインは当代随一ですよね。
何度か紹介してますが、ブリュードッグは2007年創業開始、2人の英国人と犬が始めたブルワリーです。フラッグシップビールのパンクIPAを始め、個性的なビールを作ることをモットーに設立されました。
日本でもお馴染みのクラフトビアメーカーですよね。
ひっくり返ったロゴのセンスが。。いや、いいんだよ、愛してるよ、ブリュードッグ。
いつものようにメッセージ入り。SADDLE UP FOR SESSION。「セッションの準備しろ」かな。
セッションIPAは、IPAを低アルにして呑みやすくしたものですが、「セッション」は「ドリンキングセッション」、和訳すると「呑み会」から来ているらしいんです。
飲み会の準備だ、みたいなニュアンスなのでしょうか。
ホップは、シトラ、シムコー、モザイクの、アメリカ品種の代表格3種を使用。
ブリュードッグはスコットランドのブルワリーですが、このビールは、アメリカ西海岸スタイルということになっています。仕様は下記の通り。
さて、注ぎます。柑橘系のアロマ、それも鼻からフッと抜けるようなハーブのように薫って、清々しいです。
色は濁ったゴールド。ペールエールの色合いですね。
スッキリとしたフルーティーなテイストで、一味、ウマイっす。
セッションIPAらしくライトボディでドリンカブル。スイスイいける飲み口がグッドです。
スウィーティーなテイストは抑えめのサッパリ路線。ドライでキレがあります。後味に酸味が多少残り、薄っぺらさを打ち消します。
IBU35と気持ち高めのビターがそのまんま伝わってきますね。私はこんくらいが好きかな。通常のIPAよりは全然低いですね。
同じセッションだと、COEDO毬花より少し弱め、くらいでしょうか。
ブリュードッグのラインナップの中では個人的には結構上位っすね。
ABV3.8%しかないので、汗かいた後に安心してグビッといっちゃってくださいな。