今回は、レフ・ブロンドをご紹介します。ベルギーのレフ修道院にて1240年より醸造されている伝統あるビールです。
アビィビールなんて呼ばれたりしています。
オフィシャルサイトによると、伝染病の影響により、1240年当時のヨーロッパでは安全に水を飲むことができなかったことから、その解決策として、ビールの醸造に至ったとのことです。
沸騰により微生物を殺すプロセスによって、ゲストに安全に飲み物を提供することができたのだそうです。
現在は、欧米ビール業界を牛耳る大手企業アンハイザーブッシュ インベブがそのレシピを受け継ぎ、醸造しています。
フルーティーというよりモルティな香りが目立っている印象です。名前の通りの透き通ったブロンドカラー。
ビターはほぼほぼありません。
コーンが入っているので、日本のビールにも似たコクがあります。ヴァイツェンに通ずるテイストですね。
イングリッシュエール好きの私にはこの手のクセは実は苦手なのですが、過度な演出ではなく、これはいけます。
麦の甘味も感じられ、なかなか複雑な味わいですね。加えてアルコールも高いので、想像以上にリッチなテイストです。
食中酒としてピッタリですね。トンカツや天ぷらなど、脂っこくて重めの料理によく合います。
ゆっくり味わってくださいませ。
▪️DATA
Name:Leffe Blonde
Brewery:レフ修道院/AB-InBev(ベルギー)
Location:ジャパンミート
Price:¥338+tax
Style:Abbey beer
ABV:6.5%
IBU:28
Character:独特なコク、エレガント
Rating:7
Date:2023/3/18
■ブルワリー別の掲載ビールリストはこちら
にほんブログ村