Hop Frontier by Faryeast Brewing
ふるさと納税でお得にゲット
ふるさとチョイスから寄付をして、24本入りをゲットしたものです。寄付金は¥35,000でした。おおよそ1本あたり¥1458。最近は6本¥10,000~¥12,000くらいが相場なので、お得感は若干でしょうか。
とはいえ、二千円負担でクラフトビールが手に入るのは実にありがたいですね。
パンフ入り
ブルワリー紹介のパンフレットが同封されておりました。この縞模様の缶、見たことある方多いのでは。今やスーパーやコンビニでも購入できる著名クラフトビールっすよね。
直営店の紹介や各銘柄の解説が書いてあり、知識向上にありがたい。
他にオススメのふるさと納税対象クラフトビール
自己負担ほぼゼロでクラフトビールが手に入るとはいえ、年収額により上限があるので、少しでもコスパのよい返礼品を選びたいところ。
これまで紹介してきてうち、単価おさえめの返礼品はこちらです。もちろんお味も良好っすよ。
ブルワリーについて
Far Yeast Brewingは、山梨県小菅村のブルワリーです。
山梨県の本社工場である源流醸造所と東京醸造所の2箇所に自社製造拠点を構えます。
その他、ベルギーで契約醸造(委託製造)によりビールを製造しており、国内のみならず海外進出を果たしている飛ぶ鳥を落とす勢いのブルワリーです。
都内にタップルームあり。
JR五反田から徒歩数分のところに新鮮樽生オリジナルビールが楽しめるレストランFar Yeast Tokyo Brewery& Grillがあります。ビールはもちろん食事も美味しく、雰囲気も最高なのでせひ来店してみてください。
ビールのレビュー
このビールは、2021/3月より発売開始、同年7月より定番商品化されました。あらためてパッケージはこちら。
スタイルはジューシーIPA
米国Brewers Associationによるビアスタイル・ガイドラインによると、正確には「Juicy or Hazy India Pale Ale」となってます。「ヘイジーIPA」と同義と思ってよいです。こちらの呼び名の方がポピュラーでしょうかね。
最新のホップ理論と先進的な醸造方法
詳細はオフィシャルサイトをご覧いただければと思いますが、モノテルペンアルコール、ホップ由来エステル、チオールなど、官能閾値が低く、比較的揮発しにくい化合物、「Survivables」が用いられています。
モノテルペン~とは、芋焼酎の独特な香りを生み出す成分でもあるらしい。
なにやらビールレビューらしからぬ科学的な話になってきた。。
色とアロマ
さて、注いでいきましょう。うっすら濁った小麦色に近い色合い。ヘイジーIPAよりは濁りは控えめでしょうか。
注いだ瞬間からマンゴーのようなトロピカルなアロマが猛烈に鼻に到着。「最新のホップ理論に基づき[香気成分]を最大限引き出すことを試みた」という解説文はダテじゃない。
軽快かつジューシーな呑み心地
タップで呑んだときと大差ない量感のフルーティーフレーバー。あー気持ち良い。
果実のような甘味が非常に華やかですが、意外とドライでサッパリしています。
後味に酸味が口に残り徐々にフェイドアウトしてゆく感覚。キレか良すぎずに余韻を楽しめる設計です。
IPAにしてはビターはピリッと感じる程度で控えめですね。
6.5%のやや重のボディで芯の通っていながら、重くなりすぎないバランスもグッドです。
最後に
個人的には、も少しビター盛りだと満点ですね。でも相当のハイレベルっす。
この缶を開けたときの柑橘アロマを毎日薫れる幸せよ。ビバふるさと納税。
とても呑みやすいので、ビールを敬遠しているお連れ様にぜひトライ差し上げてくださいませ。