香港で大人気のクラフトビール緊急入荷
スーパーオリンピックにて、香港のクラフトビールを見つけたのでご紹介しておきます。
ブルワリー情報
その名もYOUNG MASTER。広東語で少爺。「シャオイェ」と読みます。若旦那、坊っちゃん、御曹司、そういった意味があります。
シンプルでユニーク、地域性も感じられる漢字や絵柄が好感のもてるパッケージデザインです。
写真だと分かりづらいかもですが、うっすらとバーの風景が描かれたイラストが入っています。
ヒストリー
2013年11月、元ゴールドマンサックスの金融マンロイの手により、海辺の街、鴨脷洲にて開設。
手狭だったことから、2016年8月、工業地帯の中心地である黄竹坑にて、2番目の醸造所が稼働を開始しています。
これにより生産能力は一夜にして10倍に拡大し、アジア最大級のクラフトビール醸造所の1つとなったとのこと。
名前の由来
スーパーのポップに解説が書かれていました。
「工廠少爺」(工場の"若旦那"=ヤングマスター)という香港映画のストーリーにインスパイアされたネーミングらしいです。
昔、ジャッキー・チェンの映画で「ヤングマスター師弟出馬」というのがありましたね。缶のジャケットの足がカンフー服っぼいので、ネームの由来かと思ったのですが違ったみたい。そもそも原題は「師弟出馬」の方だしね。
ラインナップ
今回チョイスしたのは、1842IPAというインペリアルIPA。
全4種類が揃っていて、他にはクラシカルペールエール、セッションエール、ピルスナーがありました。
ペールエールがフラッグシップっぽいです。向かって右端のピルスナーは、マージャオというスパイスが加わっていて、スパイシーで中毒性のあるテイストに仕上がっているそうで気になるところですね。
その他の香港クラフトビール
以前、けやきひろばのビール祭りで購入したのが、carbon brews のcrazy rich lupulinsというダブルヘイジーIPAです。
甘くて強烈にフルーティー。果汁100%のトロピカル・パッションフルーツジュースのような仕上がりでした。レビューは➡️こちら。
Review
前述したように、スタイルはインペリアルIPA。「帝国の」「皇帝の」といった意味をもつ「インペリアル」は、クラフトビールでは「〜スタウト」って使われることが多く、熟成されてアルコール度数が高いビールです。
このビールも8%のハイアル。そして、ホップだけが主張しないように計算し尽くしてモルトが投入されているそうです。
東南アジアではコーンやスターチが入ったビールもよく見かけますが、ホップと麦芽だけのシンプル設計となっています。
ルックスとアロマ
パッケージのような赤茶系の色味を想像してましたが、むしろ小麦色に近いゴールドといった感じです。
トロピカルアロマはさほど感じず、だったのですが、口に含めばなかなかのフルーティテイストが伝わってきました。
苦いけどドリンカブル
IBU80ということで警戒してましたが、意外なほど呑みやすい。
といってもぐびぐびやってると、調子乗ってんじゃねえといわんばかりに存在感を増すビターネス。
モルトの甘み、ハイアルボディも相まって、なかなかのリッチネス。ドスンと分厚いキックが腹に決まります。
しかし、穏やかながら裏でしっかり鳴り続けるシトラ風味が実に良い塩梅ですね。
コクがあってフレッシュ
アメリカンスタイルなIPAなのですが、明らかに腰が太く、飲み応えバッチリ、それでいて非常に爽快にキマる、ガツンとやられながらも気持ちの良い一杯に仕上がっています。
良品ですね。このバランス感はありそでないかもしれません。少し値は張りますが、リッチでビターなIPAがお好みならぜひお試しを。













