JR戸塚駅から徒歩圏内のタップルームのレポ#2
横浜ベイブルーイングという、いかにもやりそうなネーミングのブルワリーで一杯やりました、というお話の第2弾です。
本日は黒ビールをご紹介。
前回のレポート
ボートクラブの並びに建ってそうな、港のボードウォークがよく似合う店構えですね。前回はウエストコーストIPAを呑みました。➡️レビューはこちら。
お店の風景
戸塚駅東口から歩いて数分。柏尾川を渡る橋を渡るとすぐあります。
クラシカルな外観がよい
川沿いの細街路に面した建物の一階です。
どちらかというとブリューパブというより、タバコをくよらせながらウイスキーでも嗜む方が似合いそうな佇まいの店構えですね。
落ち着いた店内
店内禁煙ですのでご注意。白い壁にウッディなテーブル、カウンターに並ぶ丸椅子が喫茶店風情も醸し出して、味があります。
一番奥のテーブルから一望すると、こんな感じです。まだ夕方にさしかかったくらいの時間だったせいか、お客さんの入りはさほどでもなかったです。
オリジナルビールはもちろん、ゲストビールも売ってました。
ラインナップはこのような感じ。うちゅうブルーイング、WCB(電気グルーヴとのコラボ!)、そんで埼玉県ときがわ町のティーンエイジブルーイング。ヘイジー系がお得意なブルワリーが揃い踏み。
ちょっとお高いけど店内開栓もいけます。
ビールをご紹介
チェコのラガーベースブラック
ラガーベースの黒ビールといえばドイツのシュバルツを連想しますが、こいつはチェコの製法。
チェコの老舗醸造所「ウ・フレク」に古くから伝わる伝統製法により仕込んだとのことです。
ラガー専用のぶっといグラスで登場です。
ロースティなアロマと芳ばしさ
ロースト麦芽の香りが、量的には少なくも清々しく薫ってきます。
ビターは控えめですが、芳ばしさにより体感少しアップ
甘さ控えめ。実にストイックな味わいです。
基本的にはラガーベースらしくサッパリな黒ビールなのですが、キレだけでは済まさないコクを感じさせてくれる一杯に仕上がっております。
軽いのにしっかり
ABV4.5%と低めで、基本すいすいいけるのですが、物足りなさは全然無いです。
ちゃんとモルトの味わいが詰まっているのですね。
フィニッシュにスッと入ってくる酸味と甘味が匙加減抜群で、爽やかさを演出してくれます。
実に気持ちの良いブラックでした。黒でここまでの清涼感を感じたのは初めてかもしれない。
サービスでくれた、ぶんたん、だったかな。お口直しにちょうどよいです。
尚、気さくな店員さんで、居心地ばっちり。一見さんでも問題ないです。長居するとあぶないのでこんくらいで。。
終わりに
一杯目のWestcoastIPAもそうですが、しっかり濃厚、だけどライトな呑み心地でドリンカブル、このバランス感覚を保つのがメチャクチャ上手なブルワリーさんなのだなと認識。
2杯頂きましたが、どちらも雑味の無いクリアネスが尋常じゃない。
今日はビールが美味い舌になっているのかもしれない。はっきり、メチャメチャ美味かったす。チェコビールをベースとしたブルワリー、ノーマークでしたがヤラレました。近くにご滞在の際は必飲です。
ごちそーさまでした!