SAPPORO YEBISU CREATIVE BREWシリーズ第6弾
2024/11/19より発売となった、ヱビスプレミアム、クリエイティヴブリューシリーズの冬バージョンをご紹介しましょう。
「こがれこう」と読みます。
クリエイティブブリューとは?
「つくろう、驚きを、何度でも。」を合言葉に掲げ、ヱビスで100年培ってきた技術と知見を活かしながらこれまでのビールの概念にとらわれない新たなビールのおいしさや楽しさに挑戦していくヱビスブランドの新ラインです。(出典:PR TIME)
ヱビスビールは基本、麦芽とホップのみのビール純粋令に則った原材料となってますが、このシリーズは、それ以外の副原料も拘らずに使っているのが最大の特徴といえます。
これまでのレビュー
例えば、ジューシーエールだとグレープフルーツ果汁が 入っちゃってたりします。
このシリーズはこれまで幾つかレビューしてます。気になった方は⤵️よりどおぞ。スタイルも千差万別で、燻の至ってはラオホスタイルですね。
- ヱビスオランジェ ➡️レビューはこちら
- ヱビスシトラスブラン ➡️レビューはこちら
- ヱビスジューシーエール ➡️レビューはこちら。
- ヱビス燻(いぶし) ➡️レビューはこちら。
このビールについて。
さて、このビールはタイトルから連想できますが、焦がしたチョコレート麦芽を使用することで、カカオ風味のビターネスを目指した1本となってます。
因みに、焙煎することでカロリーは減少するので、普通のビールに比べるとダイエッターに向いている、と、いえます。
見た目とアロマ
では開栓していきましょう。少し酸味を感じるアロマ。ロースティな香りはあめり感じませんでした。
真っ黒、と思いきや、結構澄んでいて、茶葉を入れまくってがっつり時間をかけて蒸らした紅茶のよう。
呑み心地は?
タイトルとコンセプトから、もっと濃厚でコクのある味わいをイメージしてましたが、意外にも軽い飲み口でした。
しばらく寝かせていて、キンキンに冷やしてたのがよくなかったかのかもしれない。
おそらく、そこそこ温度が上がってからの方がポテンシャルを生かしきれるかと思います。
そして、クリスマスのゴディバショコラケーキと合わせましたが、これも失敗でした。ショコラの濃厚さに負けてしまうのですね。
甘さはあまり無く、スッキリとストイックな味わい。ロースト麦芽感も、ポーター、スタウトに比べるとやんわり。
最後に
黒ビールとして呑むと、ぶっちゃけ呑み足りないのが事実。
濃厚さを求めるなら、一番絞り黒生やヱビスプレミアムブラックとかを推します。
チョコレート麦芽を使ったピルスナーくらいにおもっておいたほうがよいかもしれませんね。
イメージにそぐわないくらいライトな一撃でした。
似ている味のビールはこちら。
どちらかというとブラウンエールやデュンケルといったスタイルに近いと思いますので、軽めでそこそこ芳ばしいやつを集めました。お立ち寄り頂けると幸いです。