KIRINが放つクラフトビール、SPRING VALLEY BREWERYのレビュー、vol.8
スプリングバレーの定番ラインナップの1つ、シルクエールをご紹介しましょう。
ブルーのジャパニーズエール、レッドの豊潤、そしてホワイトはこれ。
スプリングバレーとは
1870年に生まれた横浜の醸造所、SPRING VALLEY BREWERY(スプリングバレー・ブルワリー)をキリンが引き継いで醸造しているシリーズです。
2021年3月より発売されてます。
最近は売上げ苦戦しているようですね。プレモルのシリーズに比べると、缶が若干値が張りますからね。。
これまでの同シリーズのレビュー
以前、埼スタで豊潤をタップで呑んだり、星野リゾート系列のホテルでジャズベリーを呑んだりしてます。結構意外なところに置いておるのですよね。
これでのレビューの一部を並べておきます。
コーン入りのホワイト風エール
ホワイトエールといえば、オレンジピールやコリアンダーの入ったベルジャンホワイトスタイルを想像しますが、このへんは入っておらず。
それを意識してなのか、シルクエールという名前です。
代わりコーンが入っているのが特記事項。青島とかテオとかの東南アジア系に入ってることが多いですね。味を整えるのに用いられます。
呑んでみます
LAWSONで買ってきてキンキンに冷えた状態で頂きます。
白ワインとまでいきませんが、麦の善き薫りが清々しいです。
コーンの威力か、サウナ終わりよろしく「整ってます」的なスッキリ感。
シンプルながら華やかな装い
スパイスが入ってないので、奥ゆかしさよりもシンプルなシルキーな呑み心地が魅力といえる一杯ですね。
ニュージーランド産の希少ホップ「ネルソンソーヴィンホップ」が一部使用されているとのことで、シンプルスッキリの中に華やかさがありますね。
小麦のまろやかさ、フィニッシュの酸味が気持ち豊かではありますが、冷えた状態だとほどよい程度にアクセントを加えてくれてます。
終わりに
2023年秋のリニューアルにより、ホップの配合比率を調整し、まろやかさや華やかな香りがより引き立つ味覚に進化しているのだそうですよ。
個人的にはなかなかのヒットでした。白ビールを普段あまり呑まない人にこそ向いているんじゃないでしょうかね。
入門編としてどうぞ。
似た味わいのビール
シルキーなホワイトエール達。すっきりと癒されてください。