キリンのクラフトビアブランド、スプリングバレーの夏限定醸造、サマークラフトエールが登場しました!
2024/6/4より全国で発売されてます。
2023年に直営店で販売した限定品の中で好評だった「SPRING VALLEY サマークラフトエール<香>」(夏限定商品)をパワーアップさせた商品だそうでございますよ。
スプリングバレーとは、1870年に生まれた横浜の醸造所、SPRING VALLEY BREWERY(スプリングバレー・ブルワリー)をキリンが引き継いで醸造しているシリーズになります。
その他のスタイルのレビューはこちらをどうぞ。
ビアスタイルは、セッションエールということで。~IPAとか~ペールエールとかありますが、「セッション」と付かないスタイルに比べてアルコールは低くてあんまり重くなく、グビグビドリンカブルなスタイルになりますね。普通は。
仕様です。小麦麦芽が使われているようですね。夏限定モノって小麦入りが多い印象です。
さてさて、実飲です。
色味は澄んだゴールド。希少ホップ「ギャラクシーホップ」の添加タイミングを工夫してトロピカルで華やかな香りを高めているそうで、量はさほどながら、なかなか爽やかなフルーティーを仄かに感じます。
セッション~ということもあって基本的に軽くて呑みやすいです。ビターも強くなく、スルスルといけると思います。
でもそこは芳醇さが特徴のエールというか。ピルスナーのようなスカッと爽快な飲み口とはちと違う、ふくよかな味わいなんですよね。
パッケージに書かれた星レーダーチャートだと酸味が最低点でしたが、そんなことないがなあ。
ファーストインパクトから華やかに口の中に拡がります。さらにウィート入りというところで、キレというより柔らかな味わいが特徴な一杯といえます。
サッパリとしていて甘さも抑えめながら、キレッキレドライというわけでなく。アルコール4.5%にしては、呑み応えを損なわない仕上がりかと思います。
ブロンドエール的な印象があり、このへん好きな方におすすめです。
夏ビールといえば、ビンタンとかコロナとかあーゆうライトピルスナーを想像しますが(直呑みいねちゃうやつね)、各社サマービールというと小麦入りなんですよね。
アルコール低くしてゴクゴクいきやすくし過ぎると薄っぺらくなりすぎるから、適度に味わい深くしようとしている意図でしょうか。私はもっこりした酸味が少々ニガテだったかなあ。
一度試してみて!