諏訪大社下社秋宮より徒歩数分、二葉屋酒店で入手した、エイトピークスブルーイングのサミーデスタウトをご紹介します。
11月~3月目処の冬季限定ビールとのことですが、運良くゴールデンウィークに入手することができました。➡️購入したのはこちら。
以前もご紹介しましたが、8Peaks Brewingは平成30年1月に設立されたブルワリー。日本で初めてホップの栽培が行われた土地の一つ、八ヶ岳西麓に醸造所をもちます。名前も八ヶ岳からきているわけですね。
「ここのビールを飲むために八ヶ岳に来たといわれるような存在になる」ことをコンセプトに掲げ、八ヶ岳のある諏訪地域の食や自然に合うビールにこだわったブルワリーです。
ビールのタイトルが方言になっているのがこのブルワリーの特徴です。冬限定というところから想像つきますが、「サミーデ」は「寒いから」という意の諏訪地域の方言なのだそうです。
アイリッシュモスが使われているのが、ここのプルワリーの特徴です。ナデシコ科に属する常緑多年草で、別名「サギナ」といいます。
伝統的なビールの仕込みにはよく用いられていたのだそうですよ。今はタブレット状の商品が売られていたりもします。
煮込みが終了する間際に投入することで、不要なたんぱく質を除去し、濁りを抑え、よりクリアなテイストを得ることができるらしいです。
和歌山のノムクラフトのビールには、よくカラギナンが使われていますが、役割としては似ていますかね。では、開栓です。
ロースティな薫りはそんなに強くないです。色味はどちらかというとダークブラウンに近いです。
ロースト麦芽の風味は当然感じるものの、口に入れた瞬間に口の中にふわ~っと拡がる酸味が印象的です。それが後腐れなくフッと消え行く感じ。潔く、スッキリとした後味になってます。
ラズベリーチョコレートのような上品なフルーティーフレーバー。アルコール7%にしては非常にライトな飲み口ですね。
スタウトというより、ブラウンエールと名乗るビールに近いかもしれない。ここの線引きが未だにようわからんのですよね。
ティラミス、クリームチーズ、ボンボンチョコとかと一緒に嗜みたい一杯です♪