酔っぱらいの祭典、じゃなかった、クラフトビールの祭典、Keyakibeerfestival2024に来ています!
5/26日、最終日の様子です。お天気にも恵まれ、賑わってましたよ~。
全レビューはこちらからどうぞ。
続いて紹介するのは、愛媛県松山市のブルワリー、DD4D BREWING。
最終日15時に一樽限定で開栓され、一瞬で売り切れとなったアフタヌーンデライトをご紹介します。
人気のブースなので、最終日ともなるとかなりの勢いで売り切れています。
元々アパレルブランドで、アパレル店舗の中でビール醸造を開始したという異色の成り立ちです。アパレル業は1998年ですが、ビールの醸造は2019年からスタートしています。
昨年のビール祭りでは、ブリュットIPA4 o'clock let's call it a dayを呑みました。こちらも美味かったなあ。
ショート小説をパッケージに掲載したシリーズをリリースするなど、話題性も豊富なのです。
ホワイトスタウトなんてゆー聞いたことのないスタイルで、実際、分類どーしたらよいか、ブロガー泣かせの一杯でもあります。
5種類の麦芽、オーツ麦、ラクトースに加え、マダガスカル産のバニラビーンズが使われたこだわり抜かれた一杯に仕上がってます。
そういえば、2日目に呑んだ麦雑穀工房マイクロクラフトブルワリーのCIAもバニラビーンズが使用されていて、あちらもなかなかの美味しさでした。ミルクシェイクエールの新たなトレンドか?
さらに、粉末紅茶も盛られてます。アッサムとセイロンティの深い旨味と香り、ロイヤルミルクティをイメージして作ったとのことですが、、これがマジでミルクティのようなクリーミーなアロマ+テイスト。甘くてほろ苦く、ヨーロピアンな情景が拡がってくる一杯です。
ツレにはこれはもはやビールではないと言われましたが、そんなことはないよ!ちゃんとビールを呑んでる感覚あります。IBU20と、このテのやつにしてはそこそこあるのがよいのかと。
前述したようにお茶っ葉で感じるような上品なビターと芳ばしさがうっすら感じられて、清々しいです。
これは正に白いスタウト。ロースト麦芽の代わりにクリーミー麦芽が薫るみたいな。
アルコールは7.5%と高め。重いというより濃い、スパイシーというか複雑で独特過ぎるリッチ感をもってます。
甘めですがくどすぎず、パイントを飲み干しても飽きることはなく、お代わりいきたくなります。すぐに品切れでしたが、、。
別格。これは美味いよ。傑作です。このこだわり具合でパイント千円は安いくらいかと。
オフィシャルサイトで缶を買える(24/5/31時点)ので、ぜひお試しを!