浅草、隅田川周辺で東京下町ビール巡り。銀座線に乗って上野に流れ着きました。
今回は、2023年7月にオープンしたばかりの出来立てホヤホヤの新鋭ブルワリー、Brewery&Taproom THIS BREWINGのレポートです。
千代田線湯島駅から徒歩2分、銀座線上野広小路駅から徒歩5分の好立地。上野広小路から歩くと、うさぎやというどら焼やさんがあったりして風情を感じます。
東京三大どらやきの1つらしいっすよ。手土産にぜひどうぞ。
月火以外は平日でも15時~営業してくれている嬉しい存在。繁華街から離れた閑静といっていい道路に面してポツンと建ってます。
1階が立ち飲みスペース、2階にテーブル席がある造りになっております。
金曜の15:30くらいですが、すでに常連さんらしき方達が寛いでらっしゃいます。
タップリストはこちら。このテのリストは撮りづらいのよ。見えづらくて後免。ゲストビールもいくつかありますね。
タップルームらしく控えめにフードメニューも揃ってます。
今回注文したのは#02 this Westcoast IPAです。
カウンターで注文してセルフで席に持っていくスタイル。注いでいる間に醸造所の様子をご覧ください。
2階にお連れします。
コンクリート剥き出しの壁に白を基調とした内装、クラブジャズ系のBGMが流れ、非常にお洒落な店内です。解放~。
この優雅な佇まいをご覧ください。五反田のファーイーストブルーイングで呑んだジューシーIPAを思い起こさせる貴族のお飲みもの。
とても清涼感のあるフルーティーアロマが薫ります。ビールというより白ワインのようです。
オサレな雰囲気と相まって、どっから撮っても映えますわ。
ウエストコーストスタイルらしくフルーティーなテイストなのですが、とっても上品で瑞々しい。
とってもクリアでナチュラル、ミネラル感たっぷりといった感じです。なんというか上等な代物を呑んどるわという感覚。
ファーストインパクトにビターがガツンときながら、優しい酸味と甘味で包み込んでふわっと消え行くような感覚。
これはそのへんのアメリカンIPAとは一線を画した洗練されたハイクオリティな一杯ですよ。これは美味いす。
少しずつ醸造工程を換えているとのことで、私が呑んだこの一杯も最新バッチだとまた変化しているのでしょうね。そのへんを楽しむのも通っぽくてよいですね。
ホップは何使ってるんだろう。Webサイトがシンプル過ぎて情報無いのよね。今度は1階に陣取って聴取してみよう。
ビター、リッチ、&スウィーティーどれも濃いぃので、このへんが好みの分かれ目かも。
ドリンカボー!で片付けられない、グイグイ一杯目にいくにはちともったいなく感じてしまう1杯でした。イチオシ。