「濃密な香り・コク・余韻が広がる、ヱビスのエール~」をレビュー
2019/2/26より通年商品として販売されてきました。ここらでレビューしておきたいと思います。
発売当時のルックスはこんなんだったんすね。結構ハデ。
ヱビスについて
1887(明治20)年9⽉、資本家たちが集まり、⽇本⼀のビール会社を⽬指して「⽇本⻨酒醸造会社」を設立したのが始まりのようです。
なんだか今のマイクロクラフトブルワリーの成り立ちにありそうの話すね。
1890年に「恵比寿ビール」が誕生
パリ万博での金賞受賞、米国セントルイス万博でのグランプリ受賞など、国内外で高い評価を得ていたそうですよ。また、1894年にはすでに黒ビールも作っていたというから流石。
その後、他社との合併、分割を経て、1964年に今の「サッポロビール」となります。
因みに、町名に「恵比寿」と付いたのはその後の1966年。ビールのが先だったんすね。
但し、戦争の影響で、一時「恵比寿ビール」という呼称は姿を消しており、「ヱビスビール」として復活したのは1971年なのだそうです。
すまん、長くなった。詳しくはサッポロオフィシャルサイトのブランドヒストリーをどうぞ。
ヱビスビールの他の通年商品
最近はクリエイティブブリューシリーズやシーズナル商品も続々リリースされてますが、ヱビスの定番ラインナップの1つになります。他に通年で缶で買えるものとしては、下記の2点となります。
ようやくプレミアムエールについて
クリエイティブブリューシリーズは置いといて、他のヱビスブランドはドイツのビール純粋令を守った麦芽とホップのみの原材料となってます。
少し紫がかったようなブルーのパッケージカラーが特徴ですね。
「プレミアム」というわりに、黄金のノーマルヱビスの方がプレミアム感ありますけどね。。
見た目とアロマ
ついに開栓していきます。因みに、アロマホップは全てカスケードのようです。
鼻に抜けてスッとくるアロマが極端ではないですが、しっかりと効いてくれてます。
透き通った琥珀に近い色合いで優雅な佇まいですこと。
味わい
ヱビスビールの中だと、2023/11/21より全国発売された琥珀ヱビスプレミアムアンバーが近いと思います。➡️レビュー
ヱビスビールは基本コクがあって、いずれもエールの特徴をもっているといえますが、プレミアムだけあって本気の芳醇さといえるリッチな味わいです。
もっさりとならずに、カスケードホップによる華やかなフルーティーフレーバーも効かせてくれてます。適度にスタイリッシュでライトな側面も覗かせます。
バランスがよく、食事には間違いなく相性良好でしょう。餃子とかいいっすよ。あと豚汁とか何気に合います。
終わりに
さすがのクオリティっすね。ピルスナーとはちゃうので、一発目からグビグビいくものではないですが、ヱビスにそれを望む方は少ないと思われますので、問題ないですかね。
スタイルは正確にはわからんのでアンバーとさせてもらいます。
似た味わいのビール
アンバー寄りの芳醇ながらも呑みやすいエール系ビールをご紹介しておきます。このビールが好きなら気に入るかと!