WCBの真骨頂、CRYO HOPを使用したTDH HAZY IPA
West Coast Brewing 通称WCBの、ヘイジーOPA、またの名をニューインクランドスタイルの1本、「CRYO Hop Freak」をご紹介いたします~。
買った場所
茨城県水戸市の酒屋さん、リカーショップきなせで買いました。樽生も呑めて、和洋のクラフトビールを取り扱う貴重なお店です。
こちらでレポートしてますのでぜひ。
ビールの説明
さて、このビールのタイトルは「CRYO Hop Freak」。スタイルはTDH Hazy Double IPA。フルーティーアロマを強力に高めるドライホッピング製法を3発施したスタイルです。
CRYOとは
「クライオ」ホップとは、アメリカのホップメーカー「ヤキマチーフホップス」か2017年に開発した技術を用いた、いってみればのホップの加工製品です。
ホップは球体ですが、こいつをルプリン(ホップ粉)と包葉に分割して、凝縮、ペレット状にしたものです。ペレットホップは収穫後すぐに乾燥させて粉砕圧縮したもので、黄緑色の耳栓みたいな形をしてます。
通常のペレットホップに比べ、強烈な香りを得ることができるのだそう。いやはや奥が深いすね、ホップの世界も。
ブルワリーについて
West Coast Brewing 通称WCBは、2019年に静岡県静岡市駿河区に誕生したブルワリーです。
シアトル出身の建築家であるデレック・バストンという方が立ち上げました。だから「ウエストコースト」なのね。「日本で作るMade in America.」が合言葉。なので、IPA中心のラインナップとなってます。
タップ付きクラフトビール飲み放題ホテルを営業していることでも有名っすね。
WCBのその他のビール
先日、テクノユニット電気グルーヴとのコラボビールをご紹介してます。こいつも美味かったっすよ~。
呑んでみます
では開栓します。
トロピカルな薫りがほとばしってきますが、加えて、クリーミーな甘~いアロマも伝わってきます。オーツ麦の威力でしょうね。
アルコール8.5%はダテじゃなく、ギッシリと身が詰まったコクの効いたフルーツ、たとえばランプータンやドラゴンフルーツを噛ってるかのよう。
そこにピリッとビターが効いてきて、フィニッシュまで持続し、ほろ苦さが加わります。このバランス感覚が素敵。
甘くてとろけそうなテイスト
酸味があんまり無いのも特徴の一つか。どちらかというと、とろんと甘いフィニッシュワークです。
トリプルダブルホッピングの凄まじいホップのエレクトリカルパレード。
もはやカクテル並の優雅な呑み心地でございます。
終わりに
このタイプのやつは呑むシチュエーションによって評価が一変するでしょうね。とりあえず初っぱなにグイグイっといきたいときにいったら後悔することでしょう。
ここまでやっちゃう?
うちゅうビール顔負けのトロピカリアの世界へどうぞ。
似た味わいのビール
フルボディで濃厚トロピカルなヘイジー系を集めました。リッチに浸ってくださいまし。