独自の配合で魅せるBaird Brewingの限定品、食欲の秋にピッタリのフレーバーエール
ベアードブルーイングより、かほちゃがそのまんま入ってしまったオータム・シーズナルビールが到着しました。
ハロウィン時期になるとこうした商品がリリースされるのを見かけますね。もう12月だけどね。。
尚、今回はとある特急乗車時に頂いております。
ブルワリーについて
ベアードブリューイングは静岡県伊豆市にある、2001年に創業開始したブルワリーです。
静岡県の代表的なマイクロクラフトブリュワリーの一つですね。創業は2014年です。
瓶に書かれている通り、無濾過、瓶の中で二次発酵を行う自然発泡を得意とする醸造所です。
ベアードブリューイングのその他のビール
パッケージの絵画がトレードマークですかね。また、缶を見たことがなく、いつも瓶ボトルです。
どちらかというと、クラシカルなスタイルをベースに独自のフレーバーを散りばめるのが特徴な印象です。
例えば、⤵️は副原料に地元産イチジク、それとニッキが使われているお正月限定商品です。➡️レビューはこちらです。
このビールについて
このカントリーガールは、ブルワーであるブライアン氏の母、Sally Eshelman Bairdさんにインスパイアされて作られたビールとのこと。
ライ、キャラメル、アンバーなどの複数のモルトが投入され、添加物として地元産のかぼちゃが加わっています。
呑んでみます
カボチャの薫りはしないですね。といっても、そもそもカボチャの香りってあんまり印象ないですが。
かぼちゃというよりさつまいもっぽい味わいかもしれないです。
何かが入っていることは理解できますが、当てるのほ難しいかも。因みに南瓜は芋類ではなく実野菜です。
カントリーな味わい
ビターは思ったより感じるので、ビールっぽさはしっかりあります。
どうしてもパンプキンパイとか、華やかな甘味を想像してしまうところですが、田舎っぽい味わいというか、煮っころがし的なノスタルジックな味わいといってよいです。
中盤からカラメルモルト的な芳ばしさが広がり、フィニッシュに割りと多めの酸味が溢れていますね。
まとめ
カボチャが入っているかは、正直言われないとわからないでしょう。
全体的なテイストは、ベアードらしい独特でスパイシー、丸みを帯びた味に仕上がっています。
シーズナルモノというところで少々お高い価格設定となってますが、秋の味覚を別の形で試してみては。
似た味わいのビール
一捻り加わったフレーバーエール達を並べておきます。
似たテイストを探すのがなかなか難しいところではありますが、比較的有名処だとCOEDOの紅赤はわりと近しい味わいでは、と思います。