HOBGOBLIN IPA by Wychwood brewery、今はカールスバーグ傘下
異彩を放つ缶デザインにつられ、2024/12に東京駅八重洲地下街にあるリカーズハセガワ本店で入手した440ml缶。呑んでから随分寝かせてしまいましたが、レビューさせていただきます。
英国産のインディアペールエールですね。
ホブゴブリンについて
ファンタジー映画によく登場するクリーチャー、じゃなくって、英国「Wychwood brewery」によって誕生したクラフトビールブランドです。
ホブゴブリンジャパン株式会社というのが港区にあり、こちらが輸入販売を行ってます。
ウィッチウッドブルワリー
イギリスのオックスフォードシャー州にあった醸造所です。2023年に閉鎖してしまいました。
現在はカールスバーグ・マーストンズ・ブリューイング・カンパニー(CMBC)がブランドを所有しています。CMBCはカールスバーグの英国子会社です。
ややこしいですが、一応缶に「Wychwood~」のロゴが入ってるので、ウィッチウッドのビールとして取り扱うことにします。
ホブゴブリンのその他のビール
以前、御徒町と上野の間の路地に立地するクラフトビール専門パブ、2nd COOPERにて、ルビービールを呑みました。これも美味かった。➡️レビューはこちらをどうぞ。
ビールの感想
あらためてパッケージが実に印象的ですね。全面ゴブリンのイラストが誰でも目を引くインパクトを放ちます。
伝説のビール
World's Best IPA Awardを受賞したことがある名品。伝説のビールといっても過言ではない、のだそうです。原材料は麦芽とホップのみ。
色とアロマ
さて、では心して注いでいきましょう。
ウエストコーストスタイルのIPAの比べると重厚な琥珀系の色合い。英国のアイピーエーって感じですね。
柑橘系アロマは爆発的ってほどではないですが、確実に爽やかに薫ります。
やや強ビターにコクがしっかりの呑み心地
ガッツリとパンチの効いたビターを想定してましたが思ったよりすいすいいける適度な量感です。
量としてはセッションIPAくらいじゃないですかね?
ギガンデスのメガトンパンチではなく、ゴブリンのヒット&アウェイって感じ。
アルコール5%とIPAとしては控えめでありながら、アンバー系のような芳醇なコクも密かに乗っかって、呑み応えはばっちり。バランスのとれた一杯といえるでしょう。
¥620/440mlはむしろハイコスパ?
一杯目よりも二杯目以降ですかね。ちょっと味わい深くいきたいやつ。
私はお風呂上がりにグイグイっとやりたかったところでしたが、少々もったいないことしたかな、ってところでした。
フィニッシュが少しハッキリせんとこがあるんですよね。モルトのスウィートネスと酸味が二手に別れて勝手にやってる感じ。
じゅーぶんハイクオリティですが、ここがビシッと決まってたらもっと好きでした。