フクロウマークがシンボル。木内酒造・NEST BEER、SESSION IPA
普段常陸野ブルーイングでタップを頂くことが多いですが、今回は久々に缶ビールを買ってみたのでご紹介します。
ブルワリーについて
NEST BEERは茨城県那珂市の日本酒蔵、木内酒造が手掛けるクラフトビールブランドですね。
木内酒造
酒造自体は1823年開業の超老舗。酒税法改正により、少ロットでのビール生産が許されたことを受け(それでもキツイですが)、1994年からビール造りを開始。
試行錯誤を経て、第一号ビールとしてリリースしたのは2年後の1996年からとなります。
日本酒、ビールだけでなく、ジンやウイスキーも手掛けます。日の丸ウイスキー、ウマイすよ!
常陸野ブルーイング
茨城県内と都内に数店舗、醸造所直営店の常陸野ブルーイングがあります。定番ラインナップに加え、直営店限定タップがあったりします。
当ブログでは水戸や東京駅八重洲口のお店をレポートしてます。覗いてみてね。
缶のセッションIPA
IPAのフルーティーなフレーバーは残しつつ、ローアルにして呑みやすくしたスタイルてす。比較的スッキリしているのが特徴。
「セッション」は「ドリンキングセッション」、和訳すると「呑み会」が語源との説があるそうな。
見た目とアロマ
気持ち泡目のブロンズカラー。
おお、爽やかなフローラルアロマがよいですねえ。缶に書いてあるようにオレンジみたいな柑橘系っす。
セッションながらしっかりビターな呑み心地
意外としっかりとしたビターが魅力です。分厚いというより、キレのあるシャープなビターネス。IBU29しか無いとか本当ですか。体感40くらいに感じます。
そして清々しいまでのフルーティーテイスト。なんでしょう、ウエストコースト級の破壊力とまではいかないのですが、しっかり丁度良く効かせるところが老舗たるゆえん。
ABV4.5%とは思えぬ、ちゃんとビールじゃん、って味わいでよいです。
似た味わいのビール
フルーティーでABV低めながらコクもちゃんとあるセッションIPAたちを集めました。これらもオススメですよ。
最後に
セッションIPAらしい繊細さと、ペラペラにならない仕組みで、呑み足りず、飽きさせないところが素晴らしい。
ラストにくるほっこりした酸味。こいつがどうか。私はも少しおとなしく儚いと好きですかね。
とはいえ、さすがのクオリティの一杯なので、ぜひお試しあれ。