埼玉県さいたま市中央区、JR京浜東北線さいたま新都心駅から徒歩1分、さいたまスーパーアリーナで開催された2024けやきひろば秋のビール祭り。
最終日9/16日曜に訪れました。
これまでのレビュー・レポートはこちらでございます。
今回呑むのは、東京西池袋から初出店のサイカドブルーイングです。
オープンは2023年4月。ギャラリーを併設したタップルームを構えます。
「Smooth&Clean」を合言葉にパイントで何倍でも飲めるビールを作っているとのこと。
CYCADとは、植物の名で日本語だと「ソテツ」。多様性に富んだ品種なところが、ブルワリーのコンセプトと合致しているところで由来となっているようです。
タップリストは少々小さいですが、↓を拡大してご覧ください。
今回チョイスしたのはウエストコーストIPAの「ロン」。この日1杯目っす。
ほとんど泡なしで登場。柑橘系アロマがよく薫って最高っす。ポップなロゴシールがよい味っすね。
Westcoast IPAとは、アメリカ西海岸、サンディエゴあたりが発祥のスタイルで、アメリカンホップをふんだんに使用して、イングリッシュIPAに比べ、柑橘系の鮮烈なアロマやバッキバキの強烈なビターネスが特徴のIPAです。
ってわざわざ解説したのが、ウエストコーストと名乗る割には、ビターネスが明らかに火力不足でなないかと。
ブルワリーコンセプトであるスムースさはたしかに。トロピカリティでありながら甘すぎることなくすぅっと入ってくる飲み口で、ドリンカブルではありますね。
が、アイピーエーならではの腰の太さが鳴りを潜めて、ガツンとダンクに初手をかましたかった私としてはハッキリ物足りなさを憶えてしまいました。
ポップに書かれた「ほとんどレモネードなやつ」という台詞の方を信用すべきでした。
ピルスナーモルト100%使用により、軽くてキレのあるテイストなのですが、IPAのつもりで呑むと気の抜けた炭酸飲料を呑んでいる気分になってしまいまして。。
コーラだと思って飲んだら麦茶だったときの不味さ。麦茶に罪はないのに。あんな感じ。
「&Clean」の部分があんまし感じられなかったのも残念なところ。樽の保存が上手く出来てなかったのではないか。
すんません、正直これで千円はしんどいなあ。という感想っす。ごめん。
気を取り直してもう一杯、今度はリパブリューの69IPAに行ってきます!