埼玉県ときがわ町の新鋭ブルワリー、ティーンエイジブルーイングのタップルームに行ってきました。
けやき春のビール祭り2024でめっちゃウマイIPAを呑んで、いつか行ってみたいと思ってました。
が、なかなかオイソレと気軽に行けるものでもなく。
というのも、最寄り駅はJR八高線の明覚駅。都心、例えば新宿からだと電車だけで90分以上はかかるかと。
さらに駅からたっぷり20分歩きます。覚悟が必要なのです。
しかもこの日は良く晴れた8月下旬の昼下がり。酷暑の日光がしんどいのよ。。
道は至ってシンプルで、ひたすら線路沿いを越生方面に歩いていけばOKです。
分かれ道が出てきても、線路に近い方を選択すれば大丈夫。
営業中ののぼりが出てきましたが、こいつは無関係。隣にある、傍目からはブルワリーには見えない、割りと地味な建物がそれてす。
正面からみると目立つbekkanのネオンが目印。ブルワリー兼タップルームが出現しました。
奥ので張った部分が醸造所になってます。
なかなか広い店内です。
金曜の15:30くらいという中途半端な時間にお邪魔したせいか、過ごしやすい店内になってます。
倉庫を改造したような感じでとっても広々、天井が高くて解放感抜群です。
最寄り駅から遠いことも含め、桐生のファークライブルーイングを思い出すなあ。
テラス席もあり。
因みに、平日は昼間のみ、土日祝は夜営業もしてます。
さて、この日のタップリストはこちらです。う。サワーエールが多いな。。アンバーやポーターといった濃い色のビールは置いてなかったっす。
最初の一杯はウエストコースト系のIPAをぐいっといきたかったので、8番のアローラボーイズを頂くことにします。
全国のビール業界スタッフとブルワーによるユニットYuya Boysとのコラボ。Hopsteinerというホップメーカーの新製品「Alora」を使っているからAlora boys、と思います。
パインドでがばっと呑みたかったですが、手違いでハーフが来てしまいました。
シングルホップならではの潔さ。ベルジャンスタイルの複雑なやつもいいけど、これよ、この予告しつつの超豪速球ストレートをど真ん中。
暑さと歩き疲れを癒してくれますわ。
ビターは強めですが、そこまでガツンとはこないのが逆に親しみやすい一杯って感じです。
王道のフルーティー&リルビットビターが、アメリカ西海岸サンディエゴの情景が遠く蜃気楼のように拡がるようです。
ああ、本当はパイントでぐびぐびっといきたかったけど、手違いでレギュラーサイズになっちまったのよね。1口でガブッといってしまうので、体感おちょこくらいのサイズですよ。
といいつつ、IPAなのでそれなりに呑み応えはあり、アルコール6.5%とまあまあ高いので少し注意を。
ぐいぐいいけてドリンカブルっつって調子に乗るとエライ目に遭うやつです。
大地の風味を感じる一捻り加わったIPAも素敵ですが、まずはアメリカンスタイルのIPAを存分に体感するのに最適の一杯といえるでしょう。
さて、今回はランチにきたので、フードメニューも載せておきます。
ちょっと画像が粗くてすんません。鶏のIPA唐揚げとか、なかなか気になるやつが並んでますね。
ときがわ野菜を使った日替わり玄米プレートをご注文。
キャロットをすりつぶして造ったと思われるドレッシングが手作り感満載で優しくも素敵。
豚肉の炒めものがくっついていて、ボリューム満点です。
自家製ポテトサラダがクリーミーで酸味もほどよく、肴にバッチリとなってます。
小鉢に盛られた枝豆もニクい。
玄米がなかなか美味しいっすね。家で何回か炊いたことがあってくそまずかったですが、芳ばしく、栗ご飯のようなほのかな甘味があり美味しいです。
非常にバランスのとれた一皿といえますね。腹もふくれてオススメっす。
2杯目は、梅味のゴーゼを呑みます~。