東京駅を出ると拡がる巨大地下街、八重洲中央地下一番街。
ここの地下一階に、ヱビスビールの樽生を堪能できるビアホールがあり、一杯ひっかけてきました。
その名もニユートーキヨー ビヤホール東京駅八重洲口店。カタカナのユやヨがュやョでないのがレトロ感があり素敵ですね。
年中無休、営業時間は月~土10:00~23:00、日・祝10:00~22:00(平日の10時~11時まではチーズたまごトーストと軽いおつまみメニューのみ)ということで、昼間っから一杯浴びれる貴重なお店でもあります。
入り口をくぐると、目の前に半オープンキッチンが見えます。
レジを挟む形で左右にテーブル席が拡がっています。
とくに左手側が奥行きが思ったよりあって、めっちゃ広い店内。200席あるそうです。
全席禁煙ですが、店内に喫煙ブースがあるのがウリです。
さて、ビールのメニューはこちらになります。
サッポロの飲食店専用商品、白穂乃香もあります。
同じく、飲食店専用のスペシャリティ、エーデルピルスも。どちらかというとジャーマニー色のラインナップですかね。
今回はヱビスプレミアムブラックをチョイスしました。➡️缶は何度も呑んでますが、タップは初です。
ジョッキで頼むと陶製シュタインジョッキでくるらしいですが、既にグースIPAとバドワイザーの樽を呑んだ後だったので、グラスにしておきました。
実に気品溢れる佇まい。黒ビールの優等生的です。ロースト麦芽の香りがなんともいえません。
酸味、甘味、ロースト麦芽の風味が三位一体となって襲ってくる、上等なブラックといった感じ。
ああ、全部良いとこ言ってしまった。
ホップのビターネスはあんまり感じなくて、ロースト麦芽のコーヒーのような苦味が非常によいです。
酸味はあるものの尾ひれは短く、サッパリキレ味。
いやウマイすね。缶で呑むより断然よい。クリアネスが樽の方がやっぱ全然ありますね。もちろん雰囲気もありますが。
コクはありながら爽快感も併せ持っていて、バランスのよい仕上がりと思います。
インペリアルスタウトのフルボディ感もいいけど、このライトなさじ加減もやはりステキですねえ。
黒のタップは久々に呑んだ気がしますが、ゆったり呑むのにこの上なく素晴らしいビアスタイルと思います。
敬遠派の方々もぜひお試しを。
さて、フードメニューはかなり充実しています。その一部を晒します。
ビール目的でなくとも普通に夕飯だけでもいけちゃうメニューが目白押しです。飲み会、食事会、キッズプレートもあるので旅行後のファミリーディナーにも最適です。
今回は一食後でしたので、ちょっとしたおつまみとして、あつあつ皿ワンタン¥750をご注文しました。
黒ビールにワンタン!?って思います?これが合うのですよ。
豆板醤の効いたタレにジューシーなワンタンが最高です。
おぉ辛。このコクのある辛みがいいんす。こいつを、プレミアムブラックの焙煎感が包み込んで、いい具合の関係になってますよ~。
とゆことで、今回はタップと缶の比較チャートを載せております。あくまで私的ですが、樽の方が爽やかに振れた分、缶の方がよりどっしりとした印象でした。
ごちそーさまです。
八重洲口から76mで到達できるということで、新幹線の出発時刻まで気軽に利用できてナイスですね。
ごゆるりとし過ぎて乗り遅れんよう。