2024/9/12~9/16まで開催された、国内最大級のクラフトビールの祭典、けやきひろば秋のビール祭りに来ております~。
今回訪れたのは最終日の日曜日です。これまでのレポートはこちらです。だいぶ増えてきました。
今回ご紹介するのは、2017年に設立した富山県富山市のブルワリー、KOBO BREWERYです。
10年間にチェコ国内で醸造に携わったブリュワーが手掛けるという、イベントの中では異色の存在っす。
本当なら富山に行くしかない世界屈指のビール消費国で揉まれた一杯を堪能できるわけですから、偉大なイベントですわ。
ブルワリー名は、ご想像のとおり「酵母」からきているようです。
タップリストはこちらです。
今回チョイスしたのは、4番、王道のペールエールです。隣りのDDHラガーも気になるけどね~。
カラメル色が英国感漂いますね。香りも芳ばしくて非常によいです。しかし、カップに内泡がくっつき、地味に汚れてるのでは。
さすがチェコ仕込みといった貫禄ある正統的な味わいてす。
流行りのフルーティー&ビターとは一線を画す、複雑な、奥深い味わいが楽しめる一杯に仕上がってます。
が、モッサリとした感覚はなく、飲み口はあくまでスムージー。アルコール5%の標準的なボディで、しっかり呑む応えありながらもザクザクいけるドリンカボーな側面もあります。
カラメルモルトの風味により芳醇な味わいを醸し出しながら、それでいて爽快感もキッチリ感じさせてくれるのが恐れ入ります。バランス良好♪
IBUが46とペールエールにしては何気に高めでしっかりビターなのも個人的には魅力的です。
これは英国風パブでエンドレスに立ち飲みのパターンっすよ。
忘れかけてた琥珀系エールの魅力。
ウエストコーストに毒された方にはぜひぜひリハビリに訪れて頂きたい一杯です。
この辺のイングリッシュペールエールが好きな方にもぜひ。