ベアードビール・ライジングサンペールエール。日本の美学を追求した一杯、その味は?

2024年1月12日金曜日

Location/静岡 Rating/7 Style/ペールエール Type/ボトル Way/スーパー

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ベアードビール (Baird Beer)のライジングサン・ペールエールをご紹介します。

同ブランドの定番ラインナップの一つです。

全てのビールに堂々としたタッチの絵画がデザインされているのが特徴のビアブランドですよね。一目でこのブルワリーの商品と分かるパッケージです。

ベアードブリューイングは静岡県伊豆市にある、2001年に創業開始したブルワリーです。静岡県の代表的なマイクロクラフトブリュワリーの一つですね。創業は2014年です。

瓶に書かれている通り、無濾過、瓶の中で二次発酵を行う自然発泡が特徴です。

イギリス製の麦芽が使われています。このビールのコンセプトは、日本の美学「究極のバランス」らしいです。

では、注がせて頂きます。

濁ったゴールドで、ウリである生きた酵母を感じさせるヴィジュアル。柑橘系の爽やかなアロマがふわっとくすぐります。

IBU34ということで、そこそこの苦味。よなよなエールと同程度くらいと思います。

キレがよく、後味はとてもスッキリしています。酸味もあまり感じません。

ベアードビールは、どちらかというと一癖あるというか、独特の風味を感じることが多かったので、少し意外でした。

とはいえ、アメリカンスタイルのフルーティー押しのものとは異なる、モルトの風味を感じるリッチテイストも併せ持っています。

カラメルモルトによるちょっとしたスモーキーさも味わえます。

なるほど、たしかにバランスは上々。

一方で、爽快感は若干落ちる印象で、風呂上がりの一杯、とはちと役者が異なるかと。

なんとなくですが、これが本来の王道ペールエール、なのではと思います。

どことなくクラシカルなテイストです。どちらかというと英国スタイルのペールエールが好きな方に支持されるテイストではないでしょうか。

気に入った方はこの辺もどうぞ。

➡️横浜ビール、ペールエール。戸塚駅トツカーナのリカーショップ松本で手に入れて呑んでみた。

➡️オクトワンブルーイング ヤマビトエール モルティなイングリッシュスタイルエール

➡️Hops and Herbs OUTSIDER BREWING The Counties Pale Ale ~Tap巡りの旅vol4 甲府編~

フィッシュアンドチップスやフライドチキン、メキシカントルティーヤなど、ちょっと濃いめのパブ飯に合うと思います。お試しあれ。

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▪️DATA
Name:ライジングサン・ペールエール
Location:成城石井
Price:¥548intax 
Style:Pale Ale
ABV:5.5%
IBU:34
Character:クラシカルでバランス良好
Rating:7
Date:2023/12/20

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