湘南ビールが有名な熊澤酒造がお届けする、江ノ島ビール、アルトをご紹介します。
湘南ビールシリーズにもアルトがありますが、そのアートラベルとなります。つまり、中身はおんなじ。季節外れのジャケで恐縮ですが。夏が恋しい。。
因みに、鎌倉ビールが造る江の島ビールもありますが、そのシリーズとは別物です。
先日、同様のアートラベルボトルをご紹介してます。レビューはこちら。
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熊澤酒造は神奈川県茅ヶ崎市のブルワリー。元々は日本酒の藏元で創業は明治5年の超老舗。社是「よっぱらいは日本を豊かにする。」という、素晴らしい醸造所です。
解説に書かれている通り、アルトとは、ドイツ語で「古い」を意味するデュッセルドルフ発祥の伝統的な上面発酵ビール。エールの一種です。
麦芽はちゃんとドイツ製。
さて、開栓します。アルトらしい赤銅色。適度にフルーティーに薫るのもアルトの特徴とされてますが、そんなによくはわからず。
ビターは抑えめです。
カラメルモルトのコクは色味ほどは抑えめだと思います。酸味も弱めなので、スッキリとしています。
モルトのスウィーティーなテイストはほのかに感じます。後味にさらっと感じる程度ですね。
スッキリしていながらほどよくリッチ、ブラックモルトをブレンドしているとのことで、うっすらとしたロースト感も感じられ、バランスの取れた味わいじゃないでしょうか。
変なモッサリ感が無くキレがあるので、飽きが来ない、おかわりが効きそうな飲み口ですね。パブにピッタリの一杯だと思います。
琥珀系のビールが好きな人にはストライクでは。敬遠していた方にも試してもらいたい一杯です。見た目よりも呑みやすいはずですよ。
アルトの中でもスッキリしたやつだと、この辺が仲間かと。
キンキンに冷えた状態より、甘味と酸味が良い塩梅で感じられる少し高めの温度が呑み頃かもしれませんね。奥深さも味わって頂ける一杯だと思います。