ふるさと納税の返礼品で頂いた、富山県の城端麦酒のブラックIPA、曳山ブラックをご紹介します。
醸造所名の「城端」は「じょうはな」と読みます。南砺市の地名です。
6種類✕2本=計12本セットの一角です。これまでのレビューはこちら。
城端麦酒㈲は富山県南砺市のブルワリーです。風流な建物が多く、越中の小京都と呼ばれているそうですね。観光スポットとしては、合掌造りの世界遺産が有名です。日本酒造りも盛んらしい。富山県って訪れたことないんですよね~、一度行ってみたいものです。
このビールのスタイルはブラックIPA、文字通り黒いインディアペールエールになります。ロースト麦芽が使われているので、独特の焙煎感が特徴となりますね。
こちらが仕様になります。こちらのビールはどれも茶葉が原材料に加わっているのが特徴です。
さて、注いでいきますか。焙煎モルトの芳ばしさとコク、そこにIPAらしいフルーティー&ビターが合わさった、良いとこどりの一杯。
IPAということで考えるとビターは抑えめの方かもしれないです。
酸味はほとんどなく、後味スッキリ。
ビターとキレが強めなんで、スタウトのテイストとは明らかに異なります。むしろスコッチエールとかに近いんじゃないかな?
激しいロースト感は無くて呑みやすいので、黒ビールが苦手で敬遠されてる方は勿体無いですよ。
黒好きとしては、たまに軽~いスタイリッシュなスタウトに出会うと物足りなさを感じることがありますが、こいつはそんなことは皆無。
とっても爽快感がありながらも、焙煎麦芽のコクを殺さず、良品だと思います。
ブラックIPAって美味いな。
以前呑んだクラフトロックのやつも美味しかったので、このビールが気に入ったならこちらもぜひお試しを。