前回は、上半期の缶ビール5選を紹介しましたが、今回は2023/1/1~6/30までに紹介した瓶ボトルのクラフトビール44本の中から、選りすぐりの5杯を紹介します。
さっそく、呑みましょう♪
まずは、岩手県一関の世嬉の一酒造が造るクラフトビアブランド、いわて蔵ビールから2本。
1本目は、期間限定品のショコラスタウトです。
いわて蔵ビール 季節限定 スムース&リッチなショコラスタウト
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続いてもいわて蔵ビールより、ワールドビアアワード金賞受賞作品、レッドエールです。
非常に味わい深いビールです。見た目通り、カラメルモルトらしいロースト感と麦の甘味を味わえます。
そして控えめなビター感。流行りのヘイジー系IPAなどのスタイリッシュなビールと比べるともっさりしていて、オールドライクなテイストだと思いますが、そこが正に魅力なビールだと思います。
いわて蔵ビール ワールドビアアワード受賞の実力 オールドライクな レッドエール
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イラン産の砂漠育ちのピスタチオをペースト状にして麦芽汁に直接投入されているらしいです。
甘味抑えめでビター、そしてロースト感を存分に味わえる一杯です。
チョコレートスタウトという名前から、スウィーティーなデザートスタウトを想像すると外れです。
甘さ抑えめなので食中酒としてもいけるんですよ。意外に肉豆腐とかにも合います。
サンクトガーレン 🖤Valentine2023 ピスタチオチョコレートスタウト
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上品な甘味とコクが特徴的な一杯です。スウィーティー、リッチ、フレッシュネスのバランスが非常によいですね。
ビターは、IBU15ほどのひ弱さは感じず、抑えめなからもキリッと効いている印象です。
COEDO BREWERY、紅赤。世界で初めて作られたサツマイモ入りビールのお味は?
上品な甘味とコクが特徴的です。公式サイトによると、インペリアルスウィートポテトアンバーというスタイルになるようですが、スウィートポテトのくどい甘さはありません。スウィーティー、リッチ、フレッシュネスのバランスが非常によいですね。 お好み焼きとかつくねとか、濃厚な和風だれの料理に合いそうです。
最後は、コエドブルワリーのセッションIPA、毬花-Marihana-です。
ウマイねこれは!と思わずこぼしてしまうほど、樽生で呑んでるかのようなクリアでフレッシュな口当たりの良さを感じます。
もぎたて、出来たて、捌きたての新鮮さ。この雑味の無さは秀逸です。
しっかりとビシッとしたビターが効いていますね。リッチテイストではないものの、セッションIPAにありがちな薄っすい味で物足りない感覚はありません。
セッションIPAの最高峰といっていいでしょう。
ということで、いわて蔵ビールとコエドビールが2本ずつ、サンクトガーレンが1本と、大御所たちが占める面白味の無い結果になってしまいました。
限定モノ以外は比較的手に入りやすいと思われますのでお試しを!
次回は、タップルームの美味しいフードメニュー5選をご紹介します。