DHCビールの3本セットを頂きましたので、3回に分けてレビューしたいと思います。セッションIPA、ラガービール、ゴールデンマイスターの3本です。
今回は、セッションIPAをご紹介します。セッションは、IPAよりもホップが少なく、ビターやアルコールを抑えめにしつつホップの香りを楽しむことができるのが特徴のスタイルです。
鳥のパッケージが印象的ですが、DHCビール工場が所在する御殿場市の“市の鳥”「クロツグミ」が描かれているのだそうです。
DHCのビールは御殿場の富士山の麓で作られています。富士山の伏流水100%使っているのがウリ。2019年より、静岡工場にてクラフトビール造りしているそうな。
裏面です。大手ではありますが、一応御殿場の工場をウリにされているので、静岡県の醸造所として整理することにします。
DHCビール関連だと、ガツんとIPAというパンチの効いたやつを以前レビューしました。三菱食品と作っているやつですね。こちらをどうぞ。マジでガツンと、くるやつです。
さて、注いでみましょう。セッションIPAとは思えない赤茶系の色で少々驚きました。
色味とは裏腹に、ライトでスッキリとした味わい。ビターは抑えめです。フルーティーなテイストはさほど強くない感じ。
アルコール4.5%のライトボディで見た目以上に呑みやすいビールです。バランス良好。
カークランドのシトラスホップセッションIPAとか、コエドビールのマリハナのような、華やかなセッションとは明らかに異なる風味です。
こーなると、セッションってなんぞや?って感じですね。もはやペールエールに近く、どちらかというとよなよなエールとかに似ている印象です。
夏よりも秋向けかもしれないです。
次回は『ラガービール』をご紹介します。
DHCが造るクラフトビール。富士山の伏流水100%で造られたラガービールの実力は?
キレがあってまろやか。今回は、富士山の麓で造られるDHCのラガービールをご紹介します。
DHCビール・ゴールデンマイスター。醸造家だけが味わうことができた(らしい)無濾過ラガー!
ビール本来の麦芽と酵母の旨味を味わえるとの触れ込みのピルスナータイプの無濾過ビール。濁った麦色です。ただならぬ雰囲気を感じさせてくれます。モルトの旨味、それから甘味を存分に感じます。強いわけではなく、深い、奥深い味わい。 大手メーカーが掲げる"プレミアム感"とは、一線を画すリッチ感。オススメです☆
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