うちゅうブルーイングのデザートスタウト「サターン」。土星から降臨した漆黒の悪魔の正体は?

2023年7月12日水曜日

Location/山梨 Rating/5 Style/スタウト Type/缶 Way/タップルーム

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GWにうちゅうブルーイングタップルームに行ってきたときに購入したサターンをご紹介します。

真っ黒ボディにこのタイトルだと悪魔のSATANをイメージしてしまいますが、こちらはSATURN。「土星」です。後のレビュー見て頂ければわかりますが、ひょっとすると掛けてるのかもしれませんが。

うちゅうブルーイングは、山梨県北杜市に醸造を構えるブルワリー。

醸造所の隣のホップ畑を構えていて、掴みたてホップで醸造を行っています。2017年に建設スタート、約1年後に醸造免許を取得されたそうです。

タップルームのレポートはこちらをどうぞ。

さて、うちゅうブルーイングのパッケージは黒地が多いですが、そこに黒フォントというブロガー泣かせのデザイン。上手く撮すのがなかなか難しい、、これで見えるかな?

スタイルは、インペリアルデザートスタウトということです。

インペリアルとは、直訳すると「皇室の」「帝国の」「強大な」等の意味。

ビールにおいては大量のホップを投入したスタイルのことです。デザートビールというと、フルーツやチョコレート、バニラなど甘い風味をもつビールなので、ホップバリバリのスイーツみたいなスタウト、ということになりますね。

仕様です。マルトデキストリンとカカオニブが副材料として入ってます。

Cacaonibとは、カカオ豆を砕いたものです。

Maltodextrin(マルトデキストリン)は、でんぷんを分解して作られるグルコース(ブドウ糖)で、プロテインの一つとして摂取するのが一般的。ビールの場合、甘味やコク増しに使用されます。うちゅうのビールにはよく入ってるやつですね。


では注ぎます。泡まで茶っこいのが印象的。焙煎臭が漂いますが、見た目ほど強くはないです。

呑んでみます。

間違いなく、過去最強のロースト感、そして濃厚さ。超絶にスウィーティー。そしてアルコール11%の超フルボディ。

これは、、スゴいな。土星からやってきた未知のビール。魔王降臨。とりあえずビールを呑んでる感覚はゼロ。

酸味やフルーティー感もそれなりにあるんでしょうか、もはやどうでもいい。ネストビールのエスプレッソスタウト呑んだときもこいつぁ激リッチだと感じましたが、比較にならんです。

つまみ、、なんも要らん。
こいつがチョコレートみたいなもんなんで、これを肴にウイスキーとか呑みたい。

そして、ずっと呑んでいると甘ったるくて辛くなってきました、、、。

ビールでこんな感覚になるとは。缶コーヒーサイズで売ってくれないかな笑。

一口目は9点。最後は3点。ぶっちゃけ、ここまでくるとレート付けづらいです。流石うちゅうのビールは規格外ですわ。

ロースト、リッチ、スウィーティー、どれも5段階では足りない。インパクトでは間違いなく今年ナンバーワンの一杯でした。誤解を怖れずにいうと、昔の豊島園のCMじゃないけど、ある意味サイテーのビールです汗

名誉の低評価と考えてください笑

明日は、インペリアルIPA、エターニティをご紹介します。


▪️DATA
Name:SATURN
Brewery:うちゅうブルーイング(山梨県)
Price:¥1050intax 
Style:IMPERIAL DESSERT STOUT
ABV:11.0%
IBU:-


Character:アマァァーーイ、ロォォースト
Rating:5
Date:2023/6/23



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