今回は、これまでにご紹介してきた大手ビールメーカーがリリースしている黒ビールのレビューをまとめてみました。
アサヒ、キリン、サントリー、サッポロ、そしてギネスの5社分をダダっとダイジェストでご紹介します。
早速いきましょう。
🍺アサヒビール/アサヒ生ビール黒生
まずはアサヒ生ビール黒生です。
誕生は1982年。スーパーマーケットにおいては、GUINNESSと並んで最もよく目にするといっていい黒ビールですね。
味わいは、淡麗な黒、という感じです。
炭酸が効いていて、キリッとした喉ごしが特徴です。いわゆる"黒ビール"と聞いてイメージするテイストそのものではないでしょうか。
個人的にはもう少しリッチなのが好みですが、ロースト感や麦のスウィーティーさもちゃんと味わえます。
淡麗な分、食中酒にもいけますね。ハンバーグとか結構合いますよ。
🍺サントリー/ザ・プレミアム・モルツ 〈黒〉
続いてはプレモルの黒です。
こちらも、淡麗な味わいのブラックラガーという印象です。苦味はあまり感じません。
一方でロースト感、コクもちゃんとあり、麦の甘味がよいアクセントになっています。
失礼ながら、思ったより本格的な味わいです。
実はこの商品は数量限定で、今は売っていないかもしれない、、。(2023/8/13現在)
多分またリニューアルされて限定発売されるはずなので、気長に待ちましょう。
🍺サッポロビール/プレミアムエビス プレミアムブラック
このエビスの黒は、三回煮沸法という、三回に渡って麦芽の旨味を引き出す伝統手法が用いられているビールです。
そのせいか、なかなかの濃厚で芳醇な味わいで、大手の中ではかなりスタウト寄り。華やかなテイストだと思います。
ビターはおさえめ、酸味も徐々に舌に感じるようになりますが、基本おさえめ。甘味はブラックとしては標準だと思います。
バランスがよいので食事にもよく合う一杯です。餃子とか結構よい感じです♪
🍺キリン/一番搾り黒生
続いてはキリン。一番搾りの黒生です。
日本人にはお馴染みの麒麟が真っ黒になったパッケージが印象的。因みに、麒麟は中国に伝わる伝説上の動物です。
缶のビジュアルから、淡麗でスッキリ、少し香ばしい程度のブラックラガーをイメージしてましたが違いました。
そして、何気に酸味が強いっすね。意外。
大手の黒ビールの中では異端なスタイルかもしれません。
🍺GUINNESS/エクストラスタウト
最後は、ご存知、スタウトの先駆者、GUINNESSの EXTRA STAUTです。
ブルワリーの始まりは1759年、日本に上陸したのが1965年だそうで。パブでの存在感、売り上げから、最重要黒ビールといってよいでしょう。
云わずと知れたアイルランド産。アイルランドのビールと言われて9割の方はギネスを挙げることでしょう。
昔呑んだ時は超濃厚でリッチなテイスト、という印象でしたが、色んなスタウトを呑んだ後だとむしろ軽~い印象を受けます。
むしろ淡麗でキレのあるスタウトという感じです。ロースト感は当然ありますが、最上級ってレベルじゃないですかね。
酸味はほのか。スウィーティーは抑えめ。アルコールは5%しかないので、スタウトの中では相当呑みやすい部類かと思います。
いかがだったでしょうか。
まとめのレーダーチャートです。黒ビール同士なので、同じようなチャートになりましたが。
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