直訳すると「獅子麦酒」。
世界屈指のラガービール、レーベンブロイをご紹介します。スーパーで¥154税抜で売られており、思わず触手が伸びました。
フツーのビールでこの値段は相当優秀です。
創業600年以上続く生ける伝説。日本では2018年に一度販売終了となったものの、2019年に再販され、現在に至ります。
世界最古の食品令と云われるビール純粋令に基づき、副原料は使わずに麦芽とホップのみの原材料を守っています。
輸入者は大手アンハイザー・ブッシュ・インベブ。グースIPAと同じく、韓国工場での生産です。
注いでみましょう。
麦色に近いのかと思ってた想像より濃いめの色でした。香りはあまり感じないです。
おお、これは安定感のある味わいですね。
ビターはほとんどないです。炭酸は抑えめ。喉ごし良好で、とてもフレッシュでスッキリしています。
といっても、シャープネスよりマイルド感が強い感じ。とくに温度が上がってくると、酸味とモルトの甘味が顔を覗かせます。意外にリッチなんかな、と感じます。
ピルスナーらしくライトボディなんですが、薄っぺらい感じはないんですよね。
モルトのコクは強くはないのですが、ほのかに、やんわりとスウィーティーさが伝わってきます。
日本の大手でいうとプレミアムモルツに近いかな。
完全に好みですが、ここにフルーティーさがアクセントがあったら超好みですわ。
クセがないぶん、食事にも合います。ウインナーは、もちろん、豚ロースのグリルとか唐揚げとか、もいけるでしょう。
流石本番ドイツの老舗って感じ。コスパも素晴らしいです。ジャパニーズラガーしか知らないかたに試して頂きたい一杯です。