厚木の老舗ブルワリー、サンクトガーレンのパイナポーエールをご紹介します。
約600Kgのゴールデンパインを使用したフルーツビールで、2023/423より夏限定として発売されております。
モノクロームな鉛筆タッチなパッケージが印象的ですね。以前ご紹介した湘南ゴールドに続いてのシーズナルビールの登場です。
元祖地ビール屋サンクトガーレン・湘南ゴールド。夏限定のオレンジ入りスウィーツビールの味は?
湘南ゴールドは、神奈川県が12年をかけて開発したオレンジで、未だ県外では入手困難な稀少品。皮がレモンのように黄色で、中身はオレンジ。他のオレンジ類を圧倒する華やかな香りを持っていて“まるで香水のよう”と言われるほど。(サンクトガーレン、オフィシャルサイトより) シンプルでモノトーンのラベルがナイス。
因みに、本厚木駅併設の厚木ミロード地下一階にある山中屋酒店(業務スーパー系列なのね)で購入しました。さすがサンクトガーレンタップルームのお膝元だけあって、このようなポップ付きでフューチャーされてます。
サンクトガーレンのボトルが一堂に会する他、さがみビールや京都醸造なんかもあり。
ビールの紹介に戻りますが、このビールは、2019年にアメリカンペールエールをベースに作られたものを、ブリュットIPAベースでリニューアルしたのだそうです。
ブリュットIPAとは、発酵により麦の糖分をほとんど残らないようにすることで、ホップのフルーティーな風味と苦味を引き立たせ、ドライでキレのあるテイストを生み出すスタイル。ブリュットは「辛い」の意。よくドライで辛口なんて表現しますが、あれです。
仕様です。もちろん、パイナップル入り。
さて、注いでみます。
色はゴールド。パイナポーが入っているだけあってスウィーティーでトロピカルなアロマです。
ブリュットらしいドライな呑み心地。ニューイングランドに比べると、爽快感が高いのがこのスタイルの強みです。
後味は、パイナポーとモルトの甘味の余韻に浸ります。
ビールだから当たり前ですが、キリッとしたビターがよいアクセント。
こりゃあ夏向けだ。
ナイトプールとかで呑みたいやつですわ。
ナンクセを挙げると、後味の甘味が若干後を引く感じになって、少々シャープネスを押し下げます。パイナップルエールを呑むなよ、という感じですが、、。もう少々抑えめだと最高でした。
食事に合わせる感じではないですね。敢えて合わせるなら冷しうどんとかかな。
熱中症対策にどうぞ!