京都醸造の超濃厚インペリアルスタウトを呑んでしまったのでご報告します。
その名も「焙煎注意」。キャッチコピーは「飲む至福にどっぷり浸る」。
KYOTO BREWINGは2015年より創業開始。京都府京都市に工場を構えます。
「ベルギー&アメリカ」のスタイルに特化したビールを醸造しており、クラシカルなベルギースタイルにアメリカンスタイルの息吹きを吹き込む、というのがコンセプトとのことです。
裏面に解説文発見。「突破シリーズ」というものだったらしい。
飲むデザートのようなインペリアルスタウトということで、濃厚且つスウィーティーなことは確定路線。
仕様になります。乳糖、コーヒー、カカオパウダーが入っている時点で警戒すべきでした。
注いだ瞬間から、カカオの香りが嫌というほど薫ってきます。俺はビールを注いでいるんだけどな、、。
強烈なチョコレートの風味。こってりとした甘味。そして、めちゃくちゃ重めのボディ。
このビールをグビグビいける人は頭おかしいです。
スペインに、どろどろのチョコレートシェイクにチュロスをつけて食べる文化がありますが、あれです。そいつにアルコールが加わっている感じ。
それともコッテコテのバーボン入りショコラケーキを食べている感覚。後半にもう嫌だゴメンナサイとなる、あの感じ。
IBUが40と何気に高いですが、数値ほどビターはあまり感じません。もはやどうでもよいですが。
うちゅうブルーイングのサターンを呑んだときもこれはやばいと思いましたが、それ以上かも。うちゅうさん、上には上がいますよ。
デザートスタウトなんで、食後や晩酌末期にちびりとやるやつですが、こいつを肴にウイスキーとか呑みたいくらいですわ。
今回はレーダーチャートが全てを物語っていると思います。全開のロースト、スウィーティー、リッチ。いや、5段階では足りんかな。
最後まで呑むのを躊躇するビールに初めて出会いました。いや、これは凄い。酔いではなく、胸焼け?に似た感覚が。
冬の時期にはいいかもしれんですね。暖炉の側でロッキングチェアに揺られながら、ココア代わりにどうぞ。