今回は、オーストラリアのブルワリー、COOPERS BREWERYのペールエールをご紹介しましょう。
オーストラリアのビールは、先日紹介したロッキーリッジブルーイングに続いて、当ブログ2つ目。
1862年に始まった、オーストラリア屈指の老舗ビールメーカーのフラッグシップビールです。
いかにも英語圏のビール!って感じのクラシカルなデザイン。ペールエールには見えんですよね。
375mlということで、ハーフボトルにしてはなかなかの容量。この薄っぺらなシワシワのシールがローカル感があって好き。
仕様はこちらです。輸入はキワ株式会社ということで、他に南オーストラリアワインを取り扱っているところです。
因みに、JR浦和駅直結のCORKというお店で購入しました。扱いとしてはお花屋さんになるようですが、ワインやクラフトビールが何気に豊富でお立ち寄りにオススメです。
さて、注ぎましょう。
一応南の島なわけで、もっとフルーティーに薫るアメリカンなやつを想像していました。が、違いました。大麦麦芽のビールっぽいアロマです。
味もしかり。他のレビューで見られるようなフルーティーなテイストはあんまり感じなかったんですよね。
酸味とかないので、ゴクゴクいけちゃうタイプ。むしろラガーに近いんじゃないでしょうか。
キレ味のあるシャープな飲み口で、よくも悪くもペールエールっぽさは感じないです。瓶直呑みでもいいかもしれません。
IBUは26なんで、日本大手ラガー達より少し強い程度。体感もそれくらいです。ヱビスほどコクはなく、一番搾りほどビターは弱い。そんな風合いですね。
とてもスッキリサッパリとした余計なフレーバーを感じない一杯でございました。善くいえば。
ぶっちゃけ、私はあまり楽しめなかったんですよ。ペールエールとして評価すると、ハッキリ物足りなさを感じてしまいました。
とくにフレッシュネス、爽快感が思ったよりこなかったんですよね。長いこと冷蔵庫に置きすぎたかもしれません。
そいえば昔オージーの知り合いにグースIPAを薦めたら、フルーティーなのは嫌い、Asahiとかが好きって言われたことがあります。
このビールのように、スイスイゴクゴクのやつがいいんですね、きっと。お国柄ってことで。
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