埼玉県川越のブルワリー、コエドビールの期間限定品、プリズムをご紹介します。
埼玉を代表するブルワリーですね。創業は1996年。醸造所の名前の由来はいうまでもなく、川越の愛称「小江戸」に因んでいます。
いつもの色違いのブランドロゴを配置したシンプルねものとは様相の異なる、きらびやかでシックな缶デザインですね。
成城石井に並んでいたので思わず掴みました。
プリズムって良く聞く単語ですけど、わかります?Wikiなどによると、光を分散・屈折・全反射・複屈折させるための光学素子。だそうです。ようわからんですよね。。
要はガラスなどでできた三角柱などの多面体、と、思っとけばいいっぽいっす。缶にデザインされているのが正にソレです。
裏面にこのビールの解説と仕様が書いてあります。
スタイルはダブルIPAということで、その名の通り、普通のIPAを2倍に強化したものをいいます。
ホップの大量投入によりフルーティーやビターをより盛大に感じられ、モルトの使用量も多く、アルコール度数が高いのも特徴です。インペリアルIPAと同義です。
では、注ぎます。
澄んだゴールドで、もはやコエドの代名詞。際立ったアロマは感じなかったです。
しっかりとしたビターはありますが、なんとゆうか攻撃的でバシバシパンチを見舞ってくる感じではない、上等なビターネスを感じました。
モルトの甘味も同時に感じて、まろやかに消化されて行く感じ。しっかりとした呑み応えを感じます。
とりあえず、味が濃いいです。ドリンカビリティが特徴と書いてありますが、そうかなあ。
フルーティーで仄かなモルトの甘味にビターが重なった、複雑で正にプリズムなフィニッシュ感がありすね。
そして、濁りの無い色合いそのままに、澄んでいて、クリーンで、クリアな味わい。
重ためなんで爽快感はさほど感じないですが、雑味を感じないフレッシュネスを誇ってます。コエドのビールってここが優秀っすよね。
善くも悪くもファーストクラスなIPAという感じですね。贅沢品という感じですね、これは。御褒美ビールにピッタリでは。
逆に風呂上がりにぐいっと、と考えているなら再考を。
限定ですのでお早めにお試しアレ!