メキシコのクラフトビールブルワリー、アジェンデのポーターをご紹介しましょう。ハロウィンにふさわしい(?)、その名もデッドビールです。
メキシコのビールは当ブログ初登場ですね。
メヒコといえばコロナビールですが、このアジェンデもクラフトビアブームに乗っかって、ちょいちょいスーパーで目にするようになりましたよね。
悪魔のマスクマンがアップのパッケージが印象的です。趣味がよいのか悪いのか。。
通の人はご存知でしょうが、メキシコでは毎年11月1日~2日「死者の日」という祭りがあり、その日だけ死者の魂が地上に降りてくると云われています。メキシコ全土でパーティーやパレードが開催されます。
日本でいうお盆ですかね。それの盛大なやつ。その日はガイコツが町中に溢れ返るわけです。このビールの名称の由来なのは云わずもがな、ですね。
ブルワリーは、正確にはセルベセリア・アジェンデといいます。Cerveceriaとは言ってみれば「ビール屋さん」みたいなイメージ。
2014年に醸造開始したらしく、このデッドビールシリーズは、日本では2020年10月より取扱い開始したみたいです。
ってゆうか、本元のオフィシャルサイト覗いてもデッドビールなんつー銘柄は存在しないんですよね。日本だけの企画モノ、なのかもしれないです。
アルコールは8%と高め。IBUの小数点が妙に細かいっすね。副原料は未使用のようです。
では、死神召還です。
呑み初めはロースト感バリバリのテイストに感じましたが、呑み進めていくと、甘味と酸味もそれなりに感じます。
ビターはおさえめですが、ロースト麦芽のほろ苦さがあります。
後味にふわっと、酸味が広がってゆく感じですね。とくに温度が落ち着いてくると顕著になります。
唇がべたっとしてくるくらいスウィーティーも割と強めです。
アルコールは8%と高いのですが、思いの外、ボディの重たさは感じません。
そのぶん危険ではありますね。まさにデッドビール。
麦芽とホップだけで何故こんな世界観が広がるのかと。ポーター、スタウトを呑むといつも感心します。
トルティーヤとか食べたくなります。メキシカン料理のおともにどうぞ!
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