暑い夏にビールをくいっといくは最高ですが、もちろんお酒ですんで、調子に乗ると危険というもの。
因みに、アルコール度数を「ABV」と表記されることがありますが、これは「alcohol by volume」の略ですね。飲料のアルコール含有量を示す数値です。
まずは、スコットランドのクラフトビールブルワリー、ブリュードッグのセッションIPA、デッドポニークラブです。
アルコール度数は3.8%と一家に安心のライトボディです。BREWDOGは割とABV控えめなやつが多いので、夏向けといえるかも。
スッキリとしたフルーティーなテイストで、個人的にはブリュードッグの中では上位のクオリティっす。
スウィーティーなテイストは抑えめのサッパリ路線。ドライでキレがあります。後味に酸味が多少残り、薄っぺらさを打ち消します。
IBU35と気持ち高めのビターがそのまんま伝わってきますね。私はこんくらいが好きかな。
セッションIPAらしくスイスイいける飲み口がグッドな一品です。
➡️ブリュードッグ、デッドポニークラブ。アメリカ西海岸スタイルの爽快なセッションIPA!
続いて、ハワイ発祥のブルワリー、コナブルーイングのコナライトブロンドエールです。
コナビールも基本はローアルなので、海辺でのラッパ呑みにもオススメですね。
コナビールの代名詞ともいえるハワイアンなパッケージデザインです。ハワイ島カイルアピアを描いているらしいです。
凄くシンプルでアッサリとしたテイスト。マンゴー果汁が入っていてローアルのジューシーエールって感じです。これはキンキンに冷やしていきたいですね。
非常に呑みやすいので、普段ビールに慣れていない方にもオススメです。
食中酒としては、料理の邪魔にはなりませんが、味が弱いので濃いい料理には負けます。サラダや冷奴とかさっぱりめのおかずと一緒にどうぞ。
➡️Kona Beer コナライトブロンドエール。ビーチにぴったりのマンゴー果汁入りシンプルテイスト
続いては、盛岡のベアレン直営パブに出向いたときにグラウラーに入れてもらったレモンラードラーです。
ラードラーとは、ビールのレモネード割りのこと。ドイツではわりとポピュラーな飲み方らしいです。
レモンスカッシュとほぼ同等の色合い。麦とレモンの香りがとても爽やかです。
ほとんど清涼炭酸水ですが、ここまで振りきれていると、これがなかなかよいのです。
レモンの風味がとても気持ちよく、スムースな呑み心地です。呑みやすさという点では当代随一でしょう。
苦味やモルト感といったビール的要素がかなり弱いので、ビールが苦手な方にもオススメしたい一杯ですね。
セゾンのように、外作業の水分補給にもよろしいかと。もちろんプライベートでお願いします。
➡️ベアレン レモンラードラー ~tap巡りの旅pt2 vol11 盛岡編~
ここまでライトな黒ビールはそうはないでしょう。ノンアルは除いて。
という、東京都北区東十条にて2020年3月よりオープンしたブルワリーレッツビアワークスのアイリッシュスタウトです。
アルミ色剥き出しの缶にシールが貼ってあるクラフト感漂うデザインがステキです。
アルコールが3.5%しかないので非常にドリンカブルです。ロースト麦芽感はあんまり感じずビターもおさえめ。
すげえ注意して呑んでみると微かにサワーやスウィートを感じますが、その程度。時間が経つにつれ、この辺をもちっと感じるようになるので、キンキンに冷やすより、少し常温で置いておいた方がリッチさは増すかもしれません。
正直軽すぎて自分には向かなかったですが、ローアルなスタウトを呑みたくなったときに試してみてください。
➡️レッツビアワークス・アイリッシュスタウト。アルコール3.5%の超ライト級黒ビールは美味いのか?
ラストは盛岡のさくらブルワリーのライトピルスナーです。直営パブに行ったときに頂きました。
2015年にスタートして北上市を起点としたブルワリーで、クラフトジンの醸造も行ってらっしゃいます。
薄暗くて黒を基調としたシックな店内。どちらかというとバーのような雰囲気で、落ち着いてゆっくりとクラフトビールあるいはクラフトジンを堪能するのに最高です。食事もウマイよ!
一杯目にゴクゴクいくのにピッタリ。苦味はかなり控えめで、クセのない素直な味わい、超シンプルなピルスナーです。キンキンに冷えた状態が望ましいですね。
リッチで呑み応えのあるタイプとは異なるので、コクを楽しみたい場合は肩透かしかと思います。キレがあり、とにかくサッと呑みる一杯です。
残念ながら通販サイトはあるものの、このライトピルスナーは無い模様。。盛岡に涼みにいこう!
➡️さくらブルワリー 超ライトでスッキリのLIGHT PILSNER ~tap巡りの旅pt2 vol4 盛岡編~
とゆうことで、ざざっと5杯をご紹介しました。いずれも夏場にピタリだと思います。
調子に乗って酔い潰れんよう、うまいこと楽しんでいただければ!