こんにちは。早いもので2024年ももう折り返したというところで、上半期に呑んだビールの振り返り企画を実施中です。
瓶、缶ときて、今回はタップビアの厳選5本をご紹介していきます。
尚、グラウラーに入れてお持ち帰りしたものも含まれます。では早速いきましょう。
まずは、JR浦和駅から徒歩5分くらいのところにあるUBPブルワリーにてグラウラーでお持ち帰りしたヘイジーIPA、アフターチャージです。
ワシントンホテルの一階に醸造所があるという珍しいブルワリーです。パブとして先行オープンして、ブルワリーとしては2023年に開業したばかりの超新鋭です。
これぞヘイジーダブルIPA!トロピカルテイスト爆盛りで呑み応えバッチリ。
ダブルIPAはインペリアルIPAとも呼ばれ、普通のIPAを2倍に強化したスタイルです。ホップの大量投入によりフルーティーやビターをより盛大に感じられるわけですね。
といっても、IBU21とビターは控えめで、ヘイジーIPAの中でもだいぶ呑みやすい方だと思います。
スウィーティーですが、甘ったるく感じることはなく、絶妙な塩梅です。これはもう、うちゅうが好きな人は間違いなくドンピシャの一杯です。
➡️UBPブルワリー、アフターチャージ。うちゅうファンにイチオシのヘイジーIPAを持ち帰り
続いては、日本橋のブリューパブといえばここ、CRAFTROCK BREWPUB & LIVEで呑んだスパイシーIPA、その名もスパイシーレオタードという、セクシーな一品です。
東京メトロ三越前駅、ほぼ直結という抜群のロケーションです。
とても広々としていて、解放感のある店内です。メシも美味いすよ♪
MEGA VEGAS2024という音楽イベントとのコラボモビールです。
非常にスムースな飲み口で、フレッシュネスを感じるファーストインパクト。
フルーティーなアメリカンIPAに近い味わいで、仕事帰りのまず一杯にぐいぐいっといくのにドンピシャのテイストです。
6種類のスパイスが入っているとのことで、アメリカンホップのみのシンプルなIPAに比べてスパイシーで複雑なリッチ感があり、飽きさせないコクがあります。
ABV6.5%で重たさもちょうどよく、カラメルモルトのロースティなテイストは色味ほどは感じないです。
焙煎麦芽が少々ニガテでも大丈夫。イチオシの一杯です。
➡️クラフトロックブリューパブとメガベガスのコラボビール!スパイシーなIPAを頂きます☆
続いて、けやきひろば春のビール祭り2024から2本ご紹介。
まずは台湾のSUNMAI (サンマイ)のアメリカンペールエールです。2004年にWBC世界チャンピオンを獲得。アジアで唯一、世界5大ビール審査会を制覇したブルワリーになります。
アジアンクラフトビールを取り揃えるACDCのブースで購入しました。
ゆうまでもなく、オーストラリアのハードロックバンドとは無関係。「Asian Craft, Discover Craft!」の略で、株式会社エムエスエンタープライズが始めた、アジアンクラフトビールを発信するプロジェクトです。2023年より、けやきビール祭りに参戦し始めたようです。
カラメル麦芽の芳ばしい焙煎感、フローラルな上品な香りを心地よく感じるアロマが特徴です。
エールでありながら抜群の爽快感と清涼感。非常にフレッシュでクリアな呑み心地で驚き。
キレのあるビターで、IPAほどではないですが存在感バッチリです。
ドリンカブルでありながら、モルトのコクもキッチリ効かせた、クラシカルなペールエールの魅力を現代的にアップデートとしたような一杯。
名だたるブルワリーが顔を揃えるイベントの中でまさに伏兵という存在でした。
ところでどこで呑めるんだ?と調べたら虎ノ門ヒルズの虎ノ門ブルワリーに置いてあるっぽい!(2024/7/4現在)
行ってみよう♪
➡️アジア最強ブルワリー?台湾・スンマイのアメリカンペールエール@けやきビール祭り'24
そして、2024上半期で文句なく一番ウマかったDD4Dの白いスタウト、アフターデライトです。イベント中一樽限定で発売され、一瞬でソールドアウトとなった一品。
DD4D BREWINGは元々アパレルブランドで、アパレル店舗の中でビール醸造を開始したという異色の成り立ちです。アパレル業は1998年ですが、ビールの醸造は2019年からスタートしています。
つーかホワイトスタウトなんて初めて呑むし聞いたこともないっすね。。
5種類の麦芽、オーツ麦、ラクトースに加え、マダガスカル産のバニラビーンズを使用。さらに、粉末紅茶も盛られた訳がわからない一杯になってます。
アッサムとセイロンティの深い旨味と香り、ロイヤルミルクティをイメージして作ったとのことですが、、これがマジでミルクティのようなクリーミーなアロマ+テイスト。甘くてほろ苦く、ヨーロピアンな情景が拡がってきます。
それでいてちゃんとビールを呑んでる感覚あるのが秀逸。
上品なビターと芳ばしさ、甘めですがくどすぎず、スパイシーというか複雑で独特過ぎるリッチ感を併せもってます。
もはや別格。攻めながらこのクオリティは凄すぎる。2024/7/4現在、まだ缶ビールが売ってるようなのでお見逃しなく!
ラストは、2023年7月にオープンしたばかりの出来立てホヤホヤの新鋭ブルワリー、Brewery&Taproom THIS BREWINGで呑んだthis Westcoast IPAです。
このタップルームは剥き出しコンクリートを基調とした洗練された造りでとってもお洒落。
ふらっと立ち寄って呑みふけるのに最高の空間です。
とても清涼感のあるフルーティーアロマが薫ります。ビールというより白ワインのようです。
ファーストインパクトにビターがガツンときながら、優しい酸味と甘味で包み込んでふわっと消え行くような感覚。
ウエストコーストスタイルらしくフルーティーなテイストなのですが、とっても上品で瑞々しいです。とってもクリアでナチュラル、ミネラル感たっぷりといった感じです。なんというか上等な代物を呑んどるわという感覚。
これはそのへんのアメリカンIPAとは一線を画した洗練されたハイクオリティな一杯ですよ。優雅なひとときをお楽しみください♪
➡️ディスブルーイング・ウエストコーストIPA。湯島で呑むクラフトビールは格別でした。
ということで、2024年上半期は豊作で、ここで紹介した以外にも、数多くの旨いビールに出会うことができてます。
ラベル→Type→タップと展開すると検索できるのでぜひ一読くださいませ。では。